2017年11月号
最近はクラウド環境での仕事が増えたなぁと実感します。ドキュメント作成やメール利用のいわゆる「個人利用PC」以外で物理マシンを利用する機会が確実に減ってきていて、ハードウェア好きとしては、少し寂しく感じることがあるくらいです。
クラウド環境への移行はお客様でも同様のようで、AWS(Amazon Web Services)に構築したLinuxサーバへのSymantec Endpoint Protection(以下、SEP)の導入と運用についてのお問い合わせが増えていることからも感じとれます。
お問い合わせはRHEL、CentOS、SuSEが多く、Amazon Linuxが少しあるといった印象です。Amazon LinuxはAWSの独自Linuxディストリビューションで、SEPは14から動作するようになっています。14.0 MP2までのAmazon Linuxは「サポートOSに含まれてはいないけど動作する」ものでしたが、SEP14.0.1(14.0 RU1)から正式にサポートOSに追加されました。
サポートされるのは、Amazon Linux 4.4系のカーネル(release 2016.09まで)で自動コンパイル環境が必須です。4.9系カーネルへのSEP対応は今後に期待しましょう。
Symantec Endpoint Protection 14.0.1(14 RU1)/14.1リリースノート
Symantec Endpoint Protection 14でサポートされるLinuxのカーネル
企業におけるクラウドサービスの利用動向 (総務省)
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