2017年10月号
企業の信頼を揺るがす脅威となるマルウェア──。その作成ハードルは非常に低くなってきており、発生数は大幅な増加の一途を辿っております。それを裏付けるかのように、侵入したPC内のデータを暗号化して金銭を要求する身代金型ウイルス「ランサムウェア」を作ったとして、大阪府在住の男子中学生が不正指令電磁的記録(ウイルス)作成容疑で神奈川県警に逮捕されたと2017年6月に報道されました。また、シマンテック社の公式ブログによると、今やモバイルランサムウェアはプログラムを“1行”も書かずに、自動的に作成できるようになりました、との記述もあります。
マルウェア脅威への企業のサイバーセキュリティ対策は、経営における重要な判断となっております。経済産業省の「サイバーセキュリティ経営ガイドライン」(※1)や情報処理推進機構(IPA)の「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」(※2)を確認し、必要なサイバーセキュリティ対策を改めて考える時期ではないでしょうか。
シマンテック公式ブログ:「ランサムウェアを作成できるAndroidアプリが出現」
※1:経済産業省の「サイバーセキュリティ経営ガイドライン」
※2:情報処理推進機構(IPA)の「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」
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