2017年6月号
今月号では、法人向け総合セキュリティ対策製品「Symantec Endpoint Protection(以下、SEP)」とLinuxのことをご紹介いたします。
2017年5月31日にRedHat Linux 5のサポートが終了しました。しかし利用アプリケーションとの兼ね合いからか、バージョン6に更新しないまま、多くのサーバーが現在も稼働しているようです。今後はOSの脆弱性が発見されても基本セキュリティパッチは提供されませんので、ランサムウェアなど攻撃の標的となることが懸念されます。サーバー管理者の方はご注意ください。
Linuxはサーバー利用が多いため、ファイアウォールのセキュリティに目が行きがちですが、SEPは12.1.5からLinux OSをサポートしています。それまでもLinuxのアンチウイルス対策にSymantec AntiVirus For Linux (SAVFL)がありましたが、スタンドアロンタイプのためSEPマネージャで管理できず複数台のサーバーの管理は得意とはいえませんでした。
対してLinux版SEPはSEPマネージャからの一括管理が可能になり、大変便利になりました。Linux版のSEPが動作する環境(カーネル)は以下URLからご覧いただけます。
Symantec Endpoint Protection 12でサポートされるLinuxのカーネル
Symantec Endpoint Protection 14でサポートされるLinuxのカーネル
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