2012年10月号
去る12年7月17日〜8月20日にかけて、高校生および高等専門学校生を対象に「シマンテック サイバーセキュリティチャレンジ 2012」が開催されました。
この大会は、2人以上4人以下の生徒でチームを組んで提示された「脆弱性を有するプログラム」から脆弱性の数を見つけ、個々の脆弱性が本来どのようなコードであるべきかを提示する大会です。18校がエントリーし、最優秀賞を受賞したチームは、重大なセキュリティホール5つを見つけ、各脆弱性が生じる具体的事象を的確に回答できていたそうです。
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の情報セキュリティ人材の育成に関する基礎調査によりますと、情報セキュリティに従事する技術者の人材不足数は約2.2万人と推計されていますが、国内の大学、大学院、高等専門学校、専門学校などにおいて、情報セキュリティに関する教育を受けている学生は推定約1,000人/年程度に留まるなど、情報セキュリティ人材の育成が大きな課題となっています。
今回のような活動により、セキュリティへの関心を深め将来的にセキュリティ専門家になる人材が増えることを期待しています。
「情報セキュリティ人材の育成に関する基礎調査」(独立行政法人情報処理推進機構)
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