2015年11月号
HTTPSの暗号化通信用サーバー証明書などに多用されているSHA-1ハッシュアルゴリズムの危殆化を背景に、SHA-1利用終了とSHA-2への移行が進んでいます。
シマンテック社では、SHA-2への移行についての対応方法を含めた「ハッシュアルゴリズムのSHA-1からSHA-2への移行に関して」をWEBに公開しています。本ページでは、一般企業などでクライアントPC環境や外部公開サーバー環境等で事前検討・準備すべき項目やチェックシートを掲載しています。システム管理や運用などの業務に携われている場合は、是非ご一読ください。
ハッシュアルゴリズムのSHA-1からSHA-2への移行に関してまたこのSHA-2移行については、シマンテック社の一部製品にも影響を及ぼす状況となっています。
具体的には、Symantec Messaging Gateway (略称: SMG)や、Premium AntiSpam Optionが有効化されたSymantec Mail Security for Microsoft Exchange(略称: SMSMSE)などのスパム対策機能を利用する製品を、2016年6月30日までにSHA-2移行対策済みバージョンにアップデートする必要があります。
SHA-2対策済みバージョンを利用していない場合、2016年7月1日以降スパム検査用のパターンファイルの更新ができなくなるため、スパム検知率の低下にともなって業務に影響を及ぼす可能性があります。またSMG製品ではライセンス認証や製品バージョンのアップデートができなくなるなど製品の再インストールを伴う可能性もございます。
詳細は製品関連ページをご参照いただくか、シマンテック製品のサポート窓口までお問い合わせください。
SMG製品のSHA-2対応について (英語)サイバネットでは、Broadcom製品に関するお役立ち情報や、サイバネットのIT ソリューションに関する最新情報やセミナー・展示会情報など多彩な内容をメールニュースでお届けしています。
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