2014年10月号
10月14日にSymantec社より新戦略が発表されました。Symantec社をセキュリティ事業と情報管理事業の2つに事業を分割しそれぞれの事業の成長スピードを上げていく狙いがあるとのことです。
新しいCEOのBrown氏が就任したタイミング以降企業分割の憶測が流れておりましたが、報道が現実となりました。Symantecから発表されたプレスリリースを読み解くとSymantecの「原点回帰」的な戦略が見えてきます。
まずSymantecの最も強い事業であるセキュリティへのコミットです。キーワードとして「セキュリティのビッグデータプラットフォームの構築」、「サイバーセキュリティサービス」、「標的型攻撃対策(APT)、情報漏えい対策(DLP)の機能強化」などが上がってきており、弊社としてもSymantecの長年の販売パートナーとしてしっかりキャッチアップしていきたいと考えております。
また2004年に買収したVeritasを出発点とする情報管理事業についてはアプライアンスの強化やRaaS(リカバリーアズアサービス)への挑戦などが明記されており、こちらも目が離せません。
何れにせよ分割することでアジリティ(敏捷性)をアップさせ、日本のお客様のニーズを満たすソリューションをどんどん出して行って欲しいものですね。
シマンテックが新戦略を発表 今後の事業における成長と計画立案を加速し2社に分社化の方向へ
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