2010年7月号
「ウイルス定義ファイルは常に最新にする必要がある」とよく言われますが、これはなぜでしょうか。
2009年に発見されたウイルスなどの種類は、2008年までに発見された総数を上回ったと言われます。実際にシマンテック社が 2009年1月1日に配信したウイルス定義ファイルで検知可能なウイルスなどは 2,820,860種類でしたが、12月31日には 5,824,381種類まで増えています。実に1年間で300万種類、1日平均8,200種類以上増えた計算となります。
さらに2010年6月末時点では 7,328,984種類と半年で150万種類増えた状況にあり、昨年と同等以上のペースで増え続けています。つまり、ウイルス定義ファイルの更新が1日遅れると、ウイルスなど8,000種類以上への感染の可能性が増えてしまうのです。やはりウイルス定義ファイルはこまめに更新しましょう。
参考までに、シマンテック社の最新ウイルス定義ファイルの対応状況を簡単に調べることができます。検知可能な種類の増加状況をフォローしてみてはいかがでしょうか。
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