2016年12月号
2016年10月、シマンテックは次世代のエンドポイントセキュリティ対策製品Symantec Endpoint Protection 14(以下、SEP 14)を発表しました。SEP 14は、シマンテックが収集した脅威情報をクラウド上で機械学習させ作成したアルゴリズムを用いてクライアント上でマルウェアを検知する新たなエンジン「Static Attribute Protection Engine」や犯罪者の攻撃パターンの先を見越して脆弱性攻撃を防ぐ「Memory Exploit Mitigation」、検知回避に利用されるパッカーへの対策として実環境に直接影響を与えないエミュレーター環境上で疑わしいファイルをアンパックして、そのファイルがマルウェアか否かを判定する「エミュレーター」などを搭載しています。
クラウド上の脅威情報には、先日買収したブルーコートの脅威情報なども活用しています。また、クラウドを活用することにより、前バージョンのSEP 12.1と比較して使用するディスク容量と定義ファイルのサイズを劇的に削減しています。
なお、SEP「13」という製品は存在せず、SEP14がSEP12.1の後継製品となっています。(13は欠番になっています)
現在、SEP12.1の定義ファイルがいつまで配信されるというアナウンスはありませんが、最新バージョンへのアップグレードをご検討されてはいかがでしょうか。
Symantec Endpoint Protection 14の詳細はこちら
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