2012年8月号
昨年、本コラムでも書いたように、iOS(iPhone/iPad)を対象としたトロイの木馬などのマルウェアは少なく、その後も増加は見られません。しかしながら、不正な短縮URLを記載したメールによる情報搾取を目的とした攻撃は増加しています。また先日報道されたiOSのショートメッセージ(SMS)機能で送信者情報が偽装可能なことを活用した攻撃が示唆されるなど、セキュリティベンダでの対策が難しく、ユーザが独自に注意すべき状況は変わりありません。
一方、Androidについては、昨年同時期から3倍以上の130種類に達するマルウェアが確認されおり、その97%が情報搾取を目的としたスパイウェアあるいはトロイの木馬という状況です。
奇しくも SMSという略称を持った、Symantec Mobile SecurityというAndroidに対応したセキュリティ製品が 2012年8月リリースされ、このような状況の改善の一助になればと願っております。
脅威(マルウェア)情報の一覧 (名称が'Android'や'iPhoneOS'から始まるものが対象)
Symantec Mobile Management (サイバネット)
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