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導入事例:ギークス株式会社さま PCとモバイルデバイスのIT資産管理を大幅に効率化し、
ビジネスを加速させる“攻めのIT”に専念できる環境を実現

PCとモバイルデバイスのIT資産管理を大幅に効率化し、“攻めのIT”に専念できる環境を実現
ギークス株式会社 経営管理本部 コーポレートデザイン部
情報システム担当 リーダー内野 慶太氏、情報システム担当 中村 準一氏
POINT
  • Excelを利用し手作業で行っていたIT資産管理を、PC&モバイル管理サービスの導入で自動化
  • PCやモバイルデバイスのセキュリティが強化され、スムーズなテレワークの推進を実現

ギークスの事業概要

2007年、ITフリーランス専門人材エージェント会社として創業したギークス株式会社(以下、同社)。ITフリーランスと企業をマッチングする「IT人材事業」を主軸に、ゲームアプリの開発・運営を行う「ゲーム事業」、フィリピン・セブ島に拠点を構えIT留学を提供する「IT人材育成事業」、さらに近年では、仮想空間・空間拡張技術のxRによる映像制作技術やWebメディア、SNS運用のノウハウを活かしたデジタルマーケティング支援を行う「x-Tech事業」を展開するなど、ビジネスを拡大させている。

同社では、サイバネットシステム株式会社(以下、サイバネット)が提供するクラウド型のIT資産管理・セキュリティ対策ソリューション サイバネットクラウド「PC&モバイル管理サービス」を導入し、PCやスマートデバイスの一元管理を実現している。PC&モバイル管理サービスの導入に至った背景と活用法、もたらされた効果と今後の展望について、同社 経営管理本部 コーポレートデザイン部 情報システム担当 リーダーの内野 慶太氏と、同じく情報システム担当の中村 準一氏にお話を伺った。

人手で行っていたIT資産管理の効率化と端末のセキュリティ強化が喫緊の課題に

同社 情報システム担当のスタッフはこれまでも、ITの観点からさまざまな社内業務の改善に取り組んできた。2017年には、同社従業員の生産性を向上させる役割を担う「Boostプロジェクト」を立ち上げ、ITを活用した生産性向上を推進する一方、インフラ運用の効率化やセキュリティ強化にも注力し、“攻め”と“守り”の両輪を回しながら、従業員の働きやすい環境づくりに努めている。

そうした取り組みの中で課題の1つとして挙げられていたのが、PCやモバイルデバイスのIT資産管理を効率化するためのツールの導入だった。従来、同社ではExcelの管理台帳に手作業で各種端末の情報を登録、管理していたが、社員の増加とともに、そうした管理方法に限界が見え始めていたという。「特に年次のIT資産棚卸は管理部門のスタッフが総出でユーザーの席に伺い目検で行っていたため、その工数増が課題視されていました」と、内野氏は説明する。

また、端末のセキュリティ強化も課題として挙げられていた。中村氏は、「東証一部上場企業に成長し社会的な責任も大きくなっていく中、セキュリティやガバナンスの強化が求められていました。そこで外部記憶メディアの使用制限や社内ポリシーで認めていないソフトウェアの検出、利用の制御を行い、端末側の情報漏えい対策を強化しようと考えたのです」と続ける。

多彩なIT資産管理/セキュリティ機能をクラウドで提供するサイバネットクラウド「PC&モバイル管理サービス」を選択


【PC&モバイル管理サービスは、クラウド型でマルチデバイス管理を実現】

これらの課題を解決するため、同社はIT資産管理ツールの導入を決定。複数のIT資産管理ツールを比較検討した結果、最終的に選択されたのがサイバネットが提供する「PC&モバイル管理サービス」だった。同社がPC&モバイル管理サービスを選んだ決め手が次の4つである。

①マルチデバイスの一元的な管理を実現

PC&モバイル管理サービスは、Windows/Mac PCや、iOSスマートデバイスをはじめ、プリンターやLAN内リモコンなど、さまざまな端末のIT資産管理やセキュリティ対策を一元的に行うことが可能だ。ハードウェアの構成情報をリアルタイムに自動取得するだけでなく、資産管理番号や社員番号、利用用途などの情報も入力できる。中村氏は、「これらの情報を元に管理台帳も作成できるため、IT資産の現状把握が容易になり、目視による棚卸の負荷が大幅に軽減されると考えました」と語る。

②外部記憶メディアの使用制限や、禁止ソフトウェアの検出や制御が可能

PC&モバイル管理サービスは、USBメモリなどの外部記憶メディアの利用を制御し、ファイル持ち出しによる情報漏えいを防御する。また、社内ポリシーで認めていないソフトウェアのインストール状況の把握と、利用禁止ソフトウェアをユーザーが起動させた場合の起動制御も可能だ。これらの機能群により、端末のセキュリティ強化が図れるようになる。

③多彩なデバイスログの参照/取得を実現

デバイスのログインログアウト履歴をはじめ、操作ログ、Webのアクセスログが参照・取得できることも、PC&モバイル管理サービスを選択した理由になったという。中村氏は「ログの取得を利用者に周知することで不正な行為に対する抑止力となること、また、悪意なく問題行動を起こした場合には、潔白を証明するための証左にも利用できると期待しました」と語る。

④クラウドサービスであること

PC&モバイル管理サービスはクラウドサービスとして提供されるため、自社内に専用セーバーの設置や運用管理が不要だ。「オンプレミスで稼働させるIT資産管理ツールの場合、ハードウェアの運用管理が発生してしまいます。『ビジネスに貢献するIT化を推進していく』という私たちのコア業務に専念するためにも、クラウドサービスであることは必須でした」と内野氏は強調する。