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三興グループさま オンプレミスからクラウドへ移行し、国内・海外拠点にあるPCの一元管理を実現


三興コントロール株式会社 堤氏、株式会社三興 門倉氏、三興コンピューターソフトウェア株式会社 川上氏
POINT
  • 海外拠点・現地法人にあるPCを現地任せにせずに、日本から一元管理
  • オンプレミス型IT資産管理ツールでは管理対象外だった本社ネットワーク未接続PCもクラウドサービスで一元管理

三興の事業概要

三興グループは1952年の設立以来、石油精製・石油化学プラント、発電施設、環境関連施設、医薬品・パルプなどの幅広いフィールドで計装に関わるシステム機器の設計・製作、保全技術の提供を主業務として歩んできた計装業界のフロントランナーだ。三興グループ(以下、同グループ)は株式会社三興をはじめ、三興コントロール株式会社、三興コンピューターソフトウェア株式会社、三興工事株式会社、三興マテリアルサプライ株式会社、株式会社アシスティルの6社から構成されている。また40年以上も前から海外進出を果たしており、アジア、北米に全10社の海外法人を設立している。今後も東南アジアを中心に活動拠点の増強を図る予定だ。

海外拠点・現地法人のセキュリティ対策が不可欠。しかし現地に専任スタッフは不在…

同グループでは各社に情報システム部門が存在しない代わりに、グループ各社の社員約10名から構成されるサイバーコミッティという管理組織を設けて、ネットワークの構築やセキュリティ対策などの方向性を決めて対応している。そこで、早急に対応しなければならない事案としてあがっていたのが、海外拠点・現地法人のセキュリティ対策だった。

近年、同グループでは海外案件が非常に増えてきており、海外拠点・現地法人においても情報セキュリティを強化するように経営層からも指示があったという。海外においても、日本国内と同じセキュリティレベルを担保したいという意図があったからだ。しかし、海外拠点・現地法人すべてに情報システム部門があるわけではなく、専任のセキュリティ管理者も不在のため、どうやってセキュリティを強化すればいいのか頭を悩ませてきた。検討した結果、運用面だけでセキュリティを強化するのは難しいということで、日本国内から海外拠点・現地法人にあるPCを一元管理できるセキュリティ対策製品の導入が必要という結論に至った。

海外拠点・現地法人でも利用できるセキュリティ対策製品を調べる中で知ったのがサイバネットクラウドの「PC&モバイル管理サービス」だ。PC&モバイル管理サービスはクラウド型IT資産管理&セキュリティ対策サービスで、管理対象のPCは本社ネットワークに接続していなくても、インターネット接続さえあれば利用できる。また、同サービスは管理コンソールが英語にも対応している点、海外拠点・現地法人でも多数の実績がある点もポイントになり、導入に向けた評価を実施することになった。


PC&モバイル管理サービスのサービス概要図