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人材派遣会社S社 悩みの種は、本社ネットワークから切り離された「持ち出しPC」
従業員任せにしない「アプリケーション配布/更新」の方法とは?

課題

月に1回しか本社に戻らない社員のスケジュールを情シスが個別に把握・・・

人材派遣を請け負うS社では、業務の関係でクライアント先に常駐する機会が多く、ほとんどの社員は月に1度、長いと3ヶ月に1度しか本社に戻らない。そのため、社員に1人1台ずつ持ち出し用のノートPCを貸与し、業務日報の作成やメールのやりとり、派遣社員の勤務管理などに活用している。

S社ではオンプレミス型のIT資産管理ツールを導入し、アプリケーションの配布や更新、セキュリティ管理を進めているが、その対象となるPCは本社ネットワークに常時接続しているPCに限られていた。そのため、持ち出しPCへの新規アプリケーションのインストールや既存アプリケーションの更新作業は、社員が本社に戻るスケジュールを情報システム部が個別に把握/実施する必要があった・・・。

持ち出しPCのセキュリティ状態は最新ではない!?

持ち出しPCは管理者の目が届きにくい状態だ。そのため、更新が多くセキュリティホールとなりやすいWindows アップデートやAdobe製品、Webブラウザの更新などが強制できず、ウイルスに感染するリスクが高まる。万が一、ウイルス感染に気が付かずに本社ネットワークにそのまま接続してしまったら、ネットワーク全体がウイルスに感染してしまう恐れもあった。

事業を拡大しているS社では、クライアント先に常駐する社員の増加が今後も見込まれる。持ち出しPCの端末管理とセキュリティ強化に関する苦悩は日に日に増していった。

課題のポイント

  • 持ち出しPCへのアプリケーションインストールを効率化したい

  • マイクロソフト製品などのセキュリティパッチやウイルス定義ファイルの更新は、自動で実施したい