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クラウドで海外拠点の端末管理+セキュリティ強化。
見落としがちなサービスのチェックポイントとは?

お役立ち

企業の海外進出にともない、海外拠点や現地法人で使用されるパソコンやスマートデバイスの管理とセキュリティ対策が、大きな課題になっています。コストの問題から、多くの企業は海外拠点に専任のIT管理者を置いていません。一方で情報漏えいやウイルス感染などのリスクが日本以上に高まっているのも事実です。

今回は、このような海外拠点や現地法人のセキュリティ対策を、コストと業務負荷をおさえながら強化する方法をご紹介します。

手間と時間がかかる!海外拠点へのクラウド型IT資産管理サービスの展開

海外拠点の端末管理とセキュリティ強化には、IT資産管理ツールが有効です。しかし、国内の社内ネットワークでつながっていない海外拠点の端末は、従来のオンプレミス型IT資産管理ツールで管理することはできません。

この解決策として注目を集めているのがクラウド型のIT資産管理サービスです。インターネットに接続できる環境であれば、海外拠点の端末も管理下に置け、日本の本社から一元的に管理できます。

しかし、このサービスで見落としがちなのが、海外拠点へのサービス展開の問題です。端末の情報収集だけでなく、本社からのソフトウェア配布、セキュリティパッチ適用、禁止ソフト制御、モバイルデバイス管理(紛失時のリモートロックなど)が行えるIT資産管理サービスの場合、あらかじめ各端末にエージェントをインストールしなければなりません。

この作業のために本社の情シスが海外拠点に出向き、端末1台1台に設定するとなれば、想定外の手間と時間がかかってしまいます。また、海外ではスマートフォンやタブレットの利用ユーザーが多いため、エージェントのインストールを待たずに業務で使用される、いわゆる“シャドーIT化”によって情報漏えいリスクが高まることも予想されます。

海外拠点の端末管理・セキュリティ対策のためにクラウド型のIT資産管理サービスを選定する際、こうしたサービスの展開に関しても十分な検討が必要です。

導入・展開のしやすさもサービス選びの重要なチェックポイント

サービス導入時に起こるクラウド型IT資産管理サービスの意外な盲点を解決し、簡単・スピーディな導入を可能にしているのが、サイバネットクラウドの「PC&モバイル管理サービス」です。このサービスでもエージェントのインストールが必要です。しかし、海外拠点への豊富な導入実績で培った独自の展開ノウハウにより、ユーザー企業の負担を極力おさえながら、スピーディなサービス展開とスムーズな利用を実現しています。次に、サイバネットシステムの実績を簡単にご紹介します。

グローバル事業を展開する企業が認めるサービスとサポートの品質

鹿島建設株式会社では、海外土木支店 台湾営業所の端末の管理に始まり、現在では他の海外拠点、現地法人でご利用いただいております。導入にあたっては、実際に6ヵ国のPCにエージェントをインストールし、検証を重ねた結果、「運用管理のしやすさ」が決め手になり、導入が決定されました。

また、株式会社竹中工務店では、グループ企業のグローバル経営の強化に向けて、「PC&モバイル管理サービス」を導入。インドネシアの現地法人での先行展開に続き、他の海外拠点・現地法人、そして国内のグループ企業への展開もされています。

両社に共通するサービスへの評価は、サポートの充実とレスポンスの早さ。海外拠点での「PC&モバイル管理サービス」導入を支援するため、サイバネットシステムでは、協力会社と連携し、現地決済ができる体制の整備、Web会議システムを利用した現地サポート、現地企業による現地言語でのサポート体制の強化などを進めています。海外の環境・状況に合わせて、柔軟にサービスの運用や管理を提案できる点も、サイバネットクラウドの「PC&モバイル管理サービス」の大きな特徴です。

クラウド型IT資産管理サービス選びでは、規模や環境に関係なく、様々な規模での導入実績とノウハウ、サポートの内容も重要なチェックポイントといえます。