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株式会社竹中工務店さま グループ・グローバル経営の強化に向けて、海外拠点や国内グループ企業のIT資産管理・セキュリティ対策を一元管理


株式会社竹中工務店 グループICT推進室 ICT管理グループ 課長 高橋氏、総務室 総務部 部長 豆腐谷氏(写真左から)

株式会社竹中工務店の事業概要


総合建設会社の株式会社竹中工務店(以下、竹中工務店)は、1610年に名古屋で神社仏閣の造営を業として創業。「最良の作品を世に遺し、社会に貢献する」という経営理念の基、社会から信頼を得られる企業となることを目指してきた。東京タワー、東京ミッドタウン、ハービスOSAKA、また札幌・東京・名古屋他のドームスタジアムなど日本各地のランドマークを始め、チャンギ国際空港ターミナルビル 、日中友好病院、ホテル日航サンフランシスコ等国境を越えて最良の作品をつくりだすため早くから世界で活動し、現在進行形でグローバルに「想いをかたち」にしている。

ICTの活用にはセキュリティ対策が不可欠

竹中工務店では、お客様ニーズへの素早くかつ的確な対応と生産性の向上を目指し、タブレット・スマートフォンのモバイル端末合わせて約3,200台を営業・設計・生産・FM部門を中心に配備した「竹中スマートワーク」を推進するなど、情報通信技術(ICT)を積極的に活用している。

一方で、これらのICT活用には必ず情報漏えいやウイルス感染などのセキュリティリスクがあるため、総務室とグループICT推進室が共管して情報セキュリティ対策に取り組んでいる。「総務室では主にセキュリティ対策のガイドライン整備や社員への情報セキュリティ教育を、グループICT推進室ではITによるセキュリティ強化や運用を担っています。」と総務室 総務部 部長 豆腐谷氏は説明する。

竹中工務店では、グループグローバル経営の強化に向けて、グループ内でのICT基盤の最適化・効率化を促進する予定である。そのため、海外拠点・現地法人や国内グループ会社を包括した情報セキュリティ対策の強化を計画。「海外拠点・現地法人や国内グループ会社でセキュリティ事故が起きてしまったら、それは竹中工務店グループ全体の問題となります。そのため、セキュリティに関しては海外拠点・現地法人や国内のグループ会社の強化を図る必要があります。」と豆腐谷氏は説明する。

海外拠点・現地法人や国内のグループ会社に対する情報セキュリティ対策として、以前はガイドラインの整備や社員への情報セキュリティ教育を中心に活動してきたが、モラルやマナーに頼るだけでは限界があると考え、ITによるセキュリティ強化への取り組みを強化することになった。

「私どもが数年にわたり活動した結果、海外拠点・現地法人や国内グループ会社には必ずしも専任のIT管理者がいるわけではないため、拠点によってセキュリティ対策に偏りが生じていることがわかりました。また、ルールや教育啓蒙を中心に実施してきたが、IT面の更なる対策が必要でした。」とグループICT推進室 ICT管理グループ 課長 高橋氏は説明する。