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ビッグローブ株式会社さま たった2ヵ月で約3,000台のPC、スマートデバイスの一元管理を実現

「PC&モバイル管理サービス」の導入を決めた3つのポイント

1. 既存ネットワーク構成に影響を与えない

ITシステムの入れ替えと同時にイントラネット構造の作り変えを並行して進めていたこともあり、そこへのタイムスケジュールに影響がでないことが選定ポイントの一つだった。その点、「PC&モバイル管理サービス」はクラウドサービスのため、各端末がインターネットに接続さえできれば良いので、イントラネットの再編計画に影響することなく導入できる点がよかったという。

2. 自社の企業文化にマッチした対応ができる柔軟性

これまで、パッチ適用やアンチウイルス製品の定義ファイル更新、Windows Update等の対応は、同社の従業員自身が対応していた。というのも、自社でITサービスを取り扱っているのであれば、パッチ適用などのノウハウやリテラシは従業員自身も保持すべきだという企業文化が根底にあるからだ。今回、比較・検討した他の製品は、パッチ適用などは管理者が一元管理するという基本コンセプトだったが、「PC&モバイル管理サービス」はユーザーにもある程度の管理を任せるなど設定に柔軟性があったため、自社の企業文化にマッチした点を評価した。

3. シンプルで使いやすい管理画面

実際に使う機能は限られているにも関わらず、今回、比較・検討した他社製品は機能が豊富すぎて、使わない機能が多くあると考えたという。その点、「PC&モバイル管理サービス」はIT資産管理ツールに必要十分な機能は備わっており、また、管理画面もシンプルで直感的に使いやすいことを高く評価した。

ソフトウェア情報がすぐに確認できるので、作業効率がかなり改善

事前に検証を行っていたため、実環境への導入は特にトラブルに見舞われることもなく、安定して稼働しているという。もしセキュリティパッチ未適用などの問題が発生すれば、従業員のディスプレイ画面にポップアップでアラートが表示されるので、管理者が個別に連絡しなくとも、3日〜1週間以内には従業員自身で対応している状況だ。

また、「PC&モバイル管理サービス」では、ソフトウェア管理にも役立っている。以前のIT資産管理ツールにもソフトウェア一覧表示の機能はあったが、機能が高度すぎて今ひとつ使いこなせていなかった。その点、「PC&モバイル管理サービス」は管理画面からソフトウェア情報をクリック一つで確認できるので、作業効率がかなり改善したと橋田氏は笑顔で語る。

アンケート収集機能で棚卸作業を効率化

これまでの資産管理の棚卸作業では、IT資産管理ツールでインベントリ収集するほかに、自動で収集できない情報は従業員に自己申告してもらっていた。しかし、フリーフォーマット形式だったため、記入漏れがあったり、データ集計に手間がかかるなどの問題も発生していた。「PC&モバイル管理サービス」のアンケート収集機能は定型フォーマットを自由に作成できるので、自己申告の管理や集計が効率よくできるようになったと感じているという。

USBメモリの使用制限に「外部記憶メディア制御オプション」を利用

社内の機密情報を私物のUSBメモリ等の外部記憶メディアにコピーして不正に持ち出す事件が相次ぐ中、ビッグローブでは「PC&モバイル管理サービス」のオプション機能である「外部記憶メディア制御」を利用している。この機能を使うことで、USBデバイスなどの外部記憶メディアへの書き込み・読み込みを制限できる。

今後の展望

「PC&モバイル管理サービス」には、海外拠点や現地法人のIT管理者に管理権限を与えつつ、日本から各国の管理状況を一元的に把握できる「グループ管理」機能が用意されている。ビッグローブにもジープランやオーラライン、桃源郷といったグループ企業があり、海外拠点やオフショア開発の計画もあるため、将来的にはこの機能を利用して、拠点管理の効率化を図りたいと話す。また、「PC&モバイル管理サービス」を同社の法人向けスマートフォンや接続サービスのオプションとして再販売する準備も進めている。

「次々と新しいセキュリティ脅威が発生する昨今、自分たちだけで全ての対策を講じるのは非常に難しい。サイバネットクラウドには、そこを追従する機能をどんどん追加してほしい」と橋田氏は最後に締めくくった。

(取材日:2014年11月)

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