CYBERNET

重要なお知らせ 新型コロナウイルス感染拡大にともなう電話問い合わせについて

導入事例:モバイル端末アプリケーション開発C社 クラウド型IT資産管理ツールを導入し、利便性と業務効率の向上、無駄なコストの削減を実現

クラウド型IT資産管理ツールが課題解決の糸口に

サイバネットからは、複数のIT資産管理ツールを比較したうえで、今回の課題を解決する最適なツールとして、クラウド型IT資産管理ツール「PC&モバイル管理サービス」を提案された。

PC&モバイル管理サービスは、クラウド型のIT資産管理ツールである。今回のクライアントからの要求事項を解決することはもちろん、その他にも多くの機能を有している。加えて、ツール導入後の運用面においても、ひとり情シスで多忙であるY氏にとって、非常に頼りになる機能が盛り込まれていた。

「サイバネットからの提案には、他のIT資産管理ツールとの詳細な機能比較も入っていたため、会社の上層部でもスムーズに受け入れてもらうことができました。また、導入〜稼働までの時間が限られていたため、サイバネットの営業と技術メンバーに協力をしていただき、製品選定と製品評価を並行して対応していただいたことも、PC&モバイル管理サービス採用の理由のひとつです。」

Y氏は、PC&モバイル管理サービスの採用が決まった当時のことを振り返り語っていただいた。

PC&モバイル管理サービス 採用のポイント

今回のクライアント企業からの要求事項を踏まえた、PC&モバイル管理サービス採用のポイントは以下の通りである。

1.社内ネットワーク外にあるクライアント常駐担当者のPC端末も管理が可能

クライアント企業に常駐する担当者のPCは、開発用にSaaS型のアプリケーションを使用するため、 インターネット接続は行うが、社内ネットワークには接続していない。PC&モバイル管理サービスは、クラウド型IT資産管理ツールであるため、インターネット接続だけでPC端末の各種情報取得・管理が可能である。クライアント企業常駐者のPC端末管理には、クラウド型が最適である大きな理由のひとつである。
ちなみに、C社ではテレワーク制度も導入しているため、同様の理由でクラウド型IT資産管理ツールが有効である点も採用ポイントであった。

クラウド型なので、管理サーバー構築の必要がなく、インターネット経由でPC端末の管理が可能
クラウド型なので、管理サーバー構築の必要がなく、インターネット経由でPC端末の管理が可能

2.PC端末セキュリティ対策状況の可視化と自動化

クライアント企業からの要求事項である「PCのセキュリティ対策を従業員任せにせず、対策状況を可視化する」点においても、PC&モバイル管理サービスの得意領域である。

毎日更新されるセキュリティ辞書により、管理対象機器のあるべき姿を自動診断してくれるのである。Windows のセキュリティパッチやウイルス定義ファイルの更新確認と各種レポート表示を自動化することができ、セキュリティ対策状況の可視化にも対応することができた。

このセキュリティ自動診断機能は、ひとり情シスであるY氏にとっては非常にありがたい機能であり、PCのセキュリティ管理の運用面における負担を大きく低減してくれるものである。

ウイルス定義ファイルやセキュリティパッチの適用状況など、セキュリティレベルの自動診断が可能
ウイルス定義ファイルやセキュリティパッチの適用状況など、セキュリティレベルの自動診断が可能

3.従業員の内部不正と情報漏えい対策として、操作ログの取得や外部メディア制御を実現

従業員の内部不正と情報漏えい対策も、クライアント企業からの要求事項に挙げられていたが、その対策も「操作ログ取得」機能や「外部メディア制御」機能で実現が可能である。

PC操作ログは、インターネット経由で取得することができ、「機密情報の記載があるファイル名を変更してWebメールで送信した」など不審な行為を早期に発見することも可能だ。また、禁止操作を行った場合にはクライアント側にもアラートを表示することにより不正行為の抑止にも繋げることができる。

また、USBメモリーなど外部記憶メディアによるファイル持ち出しが原因による内部不正・情報漏えい対策として、外部記憶メディアの使用を制御することが可能で、業務上、一時的に外部記憶メディアを使用せざるを得ない時には、インターネット経由で外部記憶メディアの使用制限をコントロールすることができる。

外部記憶メディアの種類ごとに制御方法を設定することが可能
外部記憶メディアの種類ごとに制御方法を設定することが可能

管理サーバー不要で、早期稼働とコスト&運用工数削減に寄与

クライアント企業からの「今回の対策を2ヶ月以内に実施する」という要求事項にも、クラウド型サービスの強みが大いに発揮された。管理サーバーの構築が不要であるため、稼働までの期間を短縮し、早期稼働を実現できた。コスト面においても、管理サーバー構築費用がかからない点は導入のハードルを下げてくれた。そして、管理サーバー運用の必要が無い点は、ひとり情シスのPC管理運用担当者であるY氏にとって非常にありがたい点であった。

今後の展望

C社では、業務拡大に伴い、海外進出も昨年から行っている。海外支店においても、日本国内と同レベルのPC端末管理を求められることが考えられる。そこで、海外支店の従業員のPC端末も全てPC&モバイル管理サービスで管理を行い、国内のPC端末と同レベルでの一元管理を実現していく計画である。

PC&モバイル管理サービスはクラウド型であるため、日本国内・海外を問わずに管理が可能である。「海外支店のPC端末管理も私が行うことになる予定ですが、運用管理面における心配はしておりません。」とY氏は、満面の笑みでインタビューを締めくくった。

この課題を解決したソリューションはこちら
PC&モバイル管理サービス