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兼松エレクトロニクスタイランド株式会社さま タイに進出する日系企業に対し、クラウド型セキュリティ対策サービスを販売・サポート

日本からも一元管理できるクラウド型セキュリティ対策製品に注目

サイバネットが提供するクラウド型IT資産管理&セキュリティ対策の「PC&モバイル管理サービス」は現地任せにせず、横断的なセキュリティ対策の実施と把握ができるサービスだ。KELタイ設立前から日本国内のKELで取引があったため、KELタイでも取り扱うことを決めたという。

現地法人・海外拠点でPC&モバイル管理サービスを利用するメリットは以下があげられる。

管理サーバー設置などの大規模投資は不要

拠点ごとに専用サーバーを設置すると高額の運用費が必要となるが、本サービスはクラウドなのでサーバー構築の必要がない。また、管理対象PC・スマートデバイスはLANに接続していなくてもインターネット接続環境があれば管理できるので、低コストでサービスを利用できる。

拠点ごとのポリシー設定・管理が可能

現地法人・海外拠点ごとにIT管理者用の権限を与えることで、国や部門によって異なるポリシーでの運用管理が可能だ。たとえば、海外拠点にあるPCやスマートデバイスの管理は日本で実施したり、海外拠点に専任IT管理者がいるのであれば管理者コンソールを渡して管理を任せる、といった柔軟な対応が可能になる。専任IT管理者がいない場合は、日本からインベントリの収集やソフトウェアライセンス管理、Windows Updateやセキュリティパッチの適用状態を監視することもできる。

多言語対応の管理画面

管理画面は、IT資産管理の専門知識を持たない担当者でも、直感的に分かるようにデザインされている。例えば、「ウイルス対策ソフト/パッチ適用診断」のリポート画面では、Windowsセキュリティパッチ未適用のPCが円グラフで赤く表示され、グラフをクリックするだけで未適用のPCを一覧でチェックできる。また、海外拠点の現地スタッフにも利用できるように、管理コンソールやクライアント、マニュアルは英語・中国語・日本語に対応している。

このように現地任せにしないセキュリティ対策を実現できる方法として、KELタイでも積極的に日系企業のお客様に提案している。

兼松エレクトロニクスタイランドから導入するメリット

PC&モバイル管理サービスは日本国内の代理店でも契約できるものの、現地決済を希望する企業が多い。その点、KELタイでは現地通貨で同サービスを提供できることがメリットの一つとしてあげられる。

「日本本社の担当者が主導して、現地法人にPC&モバイル管理サービスを導入することを推進しても、現地法人の予算から費用を捻出するために決済は現地通貨を希望するお客様も少なくありません。」とサイバネットシステム株式会社 ITソリューション事業部 営業部 石川氏は背景を語る。また、「本社から与えられるのではなく、自分たちの予算で導入することで、責任感が生まれ、活用促進にもつながっているのではないでしょうか。」と補足した。

KELタイでは同サービスの現地サポートにも対応している。日本国内で同サービスを契約するとサポート先は日本になるので、Web会議システムを使った遠隔サポートになり、現地に直接赴いた支援ができない。しかし、KELタイで契約すれば、現地に赴いて直接サポートすることができる。

「PC&モバイル管理サービスを販売した後、どう使うのかは現地法人のタイ人スタッフに理解してもらわないとなかなか定着しません。導入メリットを感じてもらえるように、オペレーションを現場に落とし込めるように支援させていただいております。」と佐藤氏。

現場に落とし込めれば、現地スタッフ同士で試行錯誤を繰り広げたほうが、理解促進が早くなるという。実際、タイの現地法人での活用方法が成功ケースになり、マレーシアやインドネシアなど他の東南アジア諸国に展開する事例も出てきている。

最後に、「今後さらにセキュリティの重要性が増してくると考えています。PC&モバイル管理サービスをはじめとしてお客様が求める質の高いサービスを提供できるよう努めてまいります。」と佐藤氏は締めくくった。

(取材日:2017年1月)

兼松エレクトロニクスタイランド株式会社: https://www.kel.co.th/