SWGはインターネット上に存在するプロキシーとして機能し、ユーザーが社内ネットワークにいる場合でも、自宅などの社外ネットワークでリモートワークしている場合であっても、常にエンドユーザーによるインターネット通信をチェックし、アクセス先のURLやIPアドレスからその安全性を評価し、安全でないと評価された場合にはアクセスを遮断します。Netskopeは、Webフィルタイングの機能をクラウドに実装し、SWGの機能の一つとして提供します。
また、NetskopeはCASBとSWGの機能を統合された形で次世代SWGとして提供しているので、ユーザーがインターネット上のどのサイト、どのサービスにアクセスする場合でも、一貫性のある安全性確保が可能になります。WebサイトへのアクセスはSWG、SaaSへのアクセスはCASB、といった使い分けをする必要がなくなるのです。これによって管理者の負担は大幅に軽減します。また一般ユーザーにとっても、両者の違いを意識するする必要がなくなり、安全なインターネット利用をシンプルに行えるようになります。
Netskope Webフィルタリングの特長
- 世界中のWebトラフィックの99.9%をカバーするURLフィルタリング
- 120以上のカテゴリー、200カ国以上の言語のサイトを対象に、ギャンブルなどの不適切なサイトへのアクセスをコントロール
- 平均レイテンシー20ms以下の高いレスポンス
次世代SWG 実現できること
01:監視と評価
管理、非管理を問わず、数千種類ものアプリケーションやクラウドサービスだけでなく、Webトラフィックも可視化します。SWG・CASB・DLPの機能を統合した「次世代SWG」を実現します。
02:クラウドアプリケーション制御
企業で認可したアプリケーションだけでなく、非認可のアプリケーションを含め、数千種類のクラウドアプリケーションをリアルタイムできめ細かく制御します。ポリシーに違反したユーザーの操作があった場合は、ユーザーの操作を制御し、安全なクラウドアプリケーションの利用環境を提供します。
03:Webとクラウドサービスを統合管理
従来型のWebを対象としたフィルタリングなどの管理機能と、クラウドサービスを対象とした管理機能を、統一したポリシーで統合管理します。
04:脅威防御
オフィスやリモートなど場所を問わずに、Webアプリケーションやクラウドサービスのトラフィックをリアルタイムに監視した脅威防御を実現します。
05:あらゆるデータを保護
クラウドサービス上のファイルや、Webサイト・ソーシャルメディアへの投稿データなど、Web上でやりとりされる、あらゆるデータを監視・保護します。
Netskopeの中核を担うセキュリティエンジン「CLOUD XD」
Netskopeの中核であるセキュリティエンジン「CLOUD XD」が、ネットワーク上の通信データを詳細に把握することにより、「次世代SWG」をはじめNetskopeの各種機能を実現します。