クラスター対応並列可視化システム AVS/Express PCE機能紹介

並列可視化機能

  • データの読み込みからレンダリング処理まで、可視化処理のほとんどを計算ノードで実行することにより、大規模データの可視化を実現します。
  • 計算ノード複数台で処理することにより、1台では取り扱えないような大規模データを可視化することが可能です。
  • 分散して格納したデータを、制御ノードに集めることなく可視化することが可能です。
    (共有フォルダに分割データを格納している場合でも、可視化することが可能です。)

AVS/Expres PCE の並列可視化機能

ポリゴンモードと画像モード

画像モードとポリゴンモードの2つの可視化方法を選択できます。

ポリゴンモード

AVS/Expressのメッシュ情報をそのまま転送する(nnodes, coordinate, ・・・)可視化方法です。オブジェクトの生成を制御ノードで行うので、制御ノード上でインタラクティブにオブジェクトの回転・縮小等の操作が可能ですが、作成されるポリゴンの数によってデータ転送の負荷が変ります。

画像モード

計算ノードで画像データを作成し、制御ノードで奥行き情報の比較を行って、最終的な画像データを作成します。作成されるポリゴン数に関わらず、データの転送量は常に一定でデータ量が多い場合に有効な可視化方法です。制御ノードでは画像データを表示するので、回転・縮小等の操作を行いたい場合は、そのたびに計算ノードで可視化処理を実行しなければなりません。

並列処理と逐次処理との組合せ

  • 計算ノードから送信される奥行き付き部分画像データを制御ノード上でキャプチャしておき、 最終的に、全領域での可視化結果を作成することができます。
  • 並列計算の結果出力される分割データの数と、可視化に利用できる計算ノードの数が一致しない場合でも、 本機能により、全領域の可視化を実行することができます。

部分可視化結果キャプチャ機能による並列処理と逐次処理との組合せ

注目領域の抽出機能

注目したい領域のみを抽出して、制御ノード上に転送し、様々な可視化処理を実行することができます。


※crop等で領域抽出したデータを制御ノードに転送し、
probeモジュールなどを用いて、データの詳細を調べることが可能です。

※netCDF形式にて、1ファイルでデータを出力することも可能です。

ボリュームレンダリングの並列処理機能

  • ボリュームレンダリングの並列処理にも対応しています。
  • 各計算ノードが出力するボリュームレンダリング画像を制御ノード上でαブレンドにより重畳します。

スクリプトによる自動可視化機能


スクリプトエディタ

専用のスクリプトファイルを作成することにより、可視化処理を自動化することが可能です。

  • AVS/Express PCE専用のスクリプトVファイルを作成することにより、可視化処理を自動化することができます。
  • ネットワーク・エディタ上での操作履歴を、スクリプトVファイルに保存することも可能です。

AVS/Expressとデータは完全互換。ほぼ同じ操作性。

AVS/Express PCEは、AVS/Expressファミリー製品ですので、AVS/Express Viz、Developer等、 他のAVS/Express製品とデータの完全互換を保っており、データ資産をそのまま移行、流用することが可能です。 操作方法も、ほぼ同じです。