5つのサービスカテゴリー

CAE

幅広いシミュレーション領域における CAEの活用をトータルにサポート

CAE（Computer Aided engineering）は、ものづくりにおける研究開発の段階において、従来行われていた試作品によるテストや実験の代わりにコンピュータ上で設計したモデルを用いてシミュレーションし、分析する技術です。サイバネットグループは、機械系CAE（構造物の応力、熱、振動、騒音、流体などの解析）、制御系CAE（自動車や電子機器の制御装置等の開発）、光学系CAE・測定システム（センサー、生体、レーザ、車載機器などの開発）、電気系CAE（アンテナ、EMI）といった多彩なCAEソリューションを提供し、複雑化・高度化する設計課題の解決を支援しています。また、サービス領域は、ものづくりの領域に留まらず、ヘルスケア、エネルギー、農業などの領域に拡大しています。

MBSE / MBD

複雑化する開発プロセスの改善を支援

自動車のEV化に見られるように、急速に複雑化する製品開発の膨大な業務プロセス管理が重要となっており、MBSE/MBDに注目が集まっています。

MBSE（Model-Based Systems Engineering）

MBSEは、複数の専門分野にまたがってシステムの要求分析から検証までの開発工程全般を、モデルベースで進める開発手法です。サイバネットグループでは、お客さまの製品開発に関する業務プロセス改善のコンサルティング、自社開発ツールを活用し、お客さまのMBSE導入を支援しています。

MBD（Model-Based Development）

MBDは、コンピュータ上で数式によって再現したモデルを用い仕様書の作成、検証を行う手法で、設計・開発の早期段階で、開発と検証を並行して進めることができる開発支援技術です。サイバネットグループでは、長年積み上げてきた高度なモデリング技術で、モデルベース開発の一連のプロセスを支援しています。

プラットフォーム

情報資産の活用支援プラットフォームを提供

製造分野を例にとると、広がるお客さまのニーズや新技術への対応、製品に求められる機能はますます複雑化、高度化しています。それにともない、製品、設計、材料などの情報が加速的に増加しています。サイバネットグループは、こうした製造分野など業種を問わず、お客さまが保有するさまざまな情報を一元管理し、戦略的に活用するプラットフォーム構築、情報の有効活用に関する業務改善を支援しています。

IoT / XR

先進のデジタル・ソリューションで人・モノ・データの連携を促進

IoT（Internet of Things）は、あらゆるモノをインターネット（あるいはネットワーク）に接続する技術です。サイバネットグループは、工場の生産量や設備や機器の稼働状況などをリアルタイムで監視し、AIを用い分析することで、より最適な稼働状態の実現をご支援します。さらに、AR／VR／MR技術といった可視化技術を用いることによる現場へのフィードバック、CAD／CAEデータとの連携により、シミュレーションベースのDigital Twinの実現を支援しています。

サイバーセキュリティ

システムのクラウド化や複雑化するIT環境のセキュリティ向上を支援

クラウド環境を活用したテレワークが一般化し、企業システムの利用形態が大きく変化する中で、安心・安全な事業継続のためのセキュリティ対策の重要性が高まっています。サイバネットグループでは、ニューノーマル時代の働き方とDX化を、ゼロトラストセキュリティ※など最適な手法を用いて支援しています。

※ 社内ネットワークの内部は信頼できるという前提を捨て去り、情報資産に対する全てのアクセスに対し、セキュリティ対策を講じること