2016年8月8日、東京理科大学野田キャンパスでオープンキャンパスが行われました。
今年も総合研究院では、当社の可視化ソフトウェアAVS/Expressと3DプロジェクタPortableVRを使って研究内容を紹介しました。昨年よりも内容もコンテンツ数もパワーアップしたオープンキャンパスをレポートします。
今年のコンテンツは学内の様々な分野から6件集まりました。
3D体験をする前に、簡単な研究内容に関する簡単な説明を受けます。タイトルだけ見ると難しそうですが、説明はどれも高校生にもわかりやすい内容でした!
まずはナノ分野。
水がつきにくい物体と、そうでない物体の違いはここにあった!
データ提供:山本研究室
つぎに流体分野。
どんな時にキレイなミルククラウンができるのか。キレイなミルククラウンってどんな形?!綺麗なミルククラウンの条件を探るため球体を落下させた際にできる角の形を評価しました。
データ提供:塚原研究室
ミルククラウンと同じ流体でも、こちらでは血管の流れをシミュレーション。
脳動脈瘤のシミュレーションの重要性が分かります。
データ提供:山本(誠)研究室 元祐研究室
こちらは音波のシミュレーションです。ロケット噴射の騒音を最少に抑えるための形状を探します。形状探索には進化アルゴリズムを使用しています。今回のデモでは音圧レベルが最小になる場合の形状を表示しました。
データ提供:藤井・立川研究室
そして、最後に生物の分野から!
ダイエットのリバウンドの仕組みをわかりやすく解説。さらに、マウスの脂肪を様々な角度から観察!
データ提供:樋上研究室
脂肪の蓄積と分解の仕組みを解説。
脂肪滴(赤)の周囲のペリリピンタンパク質(緑)の状態を3次元で観察。脂肪が蓄えられている場合と、使用される場合で状態が変化します。
データ提供:樋上研究室
研究の説明を受けた後は、いよいよ3D体験の時間です。
みんなで専用メガネをかけて隣のスペースに移動します。
説明を受けていた時には2次元で見ていた画像が、3Dで飛び出てさらに理解度アップ!
大画面の3Dプロジェクタなので、同時に複数人が3Dコンテンツを見ることができました。
次から次へと高校生が来るので、説明をしている大学院生も大忙し!
体験者からは思わず“おぉ〜”と 声があがります。 |
左側で研究の説明、 右側で3D体験をしています。 |
今回、様々な研究分野を3Dで見ることで、多くの高校生に興味をもってもらうことができました。さらに3Dコンテンツが増えることを楽しみにしています。
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