分野別にAVSを使用した事例をご覧いただけます。
事例によっては、AVSで処理した「動画」または「3D動画データ(GFAファイル)」のダウンロードもできます。
「3D動画データ(GFAファイル)」については、フリービューワ 3D AVS Playerを使用し、マウス操作でモデルを動かして観察することができます。
お客様の直面されている課題に近い内容など、ご関心のあるものがございましたら、詳しくご紹介させていただきますのでお気軽にお問い合わせください。
発生が懸念されている東海・東南海・南海の3連動地震時における地震波の伝播の様子を、スーパーコンピュータを用いて計算しています。莫大な計算量(約31億メッシュ:550x750x60km、メッシュ間隔:0.2x0.2x0.2km)が必要となるため、従来では評価困難だった3次元地盤構造の影響を考慮することで、より現実に近い地震波形を作成できます。なお、この計算は、文部科学省の先端研究施設共用促進事業の補助をいただき、東京工業大学 学術国際情報センターのスパコンTSUBAME2.5を用いて行いました。
参考ページ
データ提供 | 株式会社構造計画研究所 建築構造工学部 構造性能評価室 正月 俊行様 |
---|---|
使用アプリケーション | AVS/Express |
キーワード | 災害、地震、大規模 |
可視化手法 | 鳥瞰図、地図 |
2013年7月28日の山口・島根豪雨災害で大きな被害を受けた山口県阿武川中流域における氾濫流とそれによって形成された新たな流路を可視化している。
赤堀良介,赤松良久,岩崎理樹,乾隆帝,永野博之,上鶴翔悟
2013年山口・島根水害における阿武川流域での氾濫流による後背地浸食に関する検討水工学論文集, 第59巻 2015年2月
データ提供 | 山口大学 工学部 社会建設工学科 赤松研究室 |
---|---|
使用アプリケーション | AVS/Express + 地図オプション |
キーワード | 災害、河川、氾濫 |
可視化手法 | 鳥瞰図、地図 |
都市の地震シミュレーション結果を可視化しています。地盤解析による地表面での地震動分布、構造物解析による構造物の変位を可視化しています。
地盤は40,152,523,902自由度、9,981,684,232要素、建物は41,675構造物の解析結果を可視化しています。
※実在の都市を参考にしたモデルです。表示している色と被害は関係ありません。
データ提供 | 東京大学地震研究所、理化学研究所計算科学研究機構 |
---|---|
使用アプリケーション | AVS/Express |
キーワード | 災害、地震、地盤 |
可視化手法 | 変形 |
地球内部で起こっているマントル対流の数値シミュレーションによって、約2億年前から始まった「パンゲア」と呼ばれる超大陸が分裂して移動し、現在の大陸配置になるまでを再現しました。この画像は、マントル内部の温度場(青色と黄色の等値面はそれぞれ低温領域と高温領域)と、移動している大陸(表面のオレンジ色)の様子を表しています。画像の中央付近にあるインド亜大陸は、パンゲアから分裂した後に高速で北上し、約4000万年前にユーラシア大陸に衝突して、やがて現在のヒマラヤ山脈を作り出しました。
※本事例は海洋研究開発機構様のWebページでも紹介されています。
データ提供 | 国立研究開発法人海洋研究開発機構 地球深部ダイナミクス研究分野 吉田 晶樹 様 |
---|---|
使用アプリケーション | AVS/Express |
キーワード | 地質、マントル |
可視化手法 | 等数値面 |
空中写真や標高モデル、建物モデルを立体的に表現し、その中に人口統計を配置させることで、現実空間とより対応させてその分布特性を把握できるようになります。
ここでは、平成22年国勢調査の基本単位区別人口を円柱の高さ、その平均年齢(推定値)を色で表現しました。これに津波の浸水深の分布を重ね合わせることで、被災地の地形起伏や市街化の程度、人口数、年齢特性を一度に捉えられます。
GFAファイル(5.3MB)
データ提供 | 東北大学 災害科学国際研究所 都市再生計画技術分野様 |
---|---|
使用アプリケーション | AVS/Express |
キーワード | 災害、統計 |
可視化手法 | 鳥瞰図、グラフ |
<<戻る | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 次へ>> |