分野別にAVSを使用した事例をご覧いただけます。
事例によっては、AVSで処理した「動画」または「3D動画データ(GFAファイル)」のダウンロードもできます。
「3D動画データ(GFAファイル)」については、フリービューワ 3D AVS Playerを使用し、マウス操作でモデルを動かして観察することができます。
お客様の直面されている課題に近い内容など、ご関心のあるものがございましたら、詳しくご紹介させていただきますのでお気軽にお問い合わせください。
データ提供 | 北九州工業高等専門学校 |
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使用アプリケーション | MicroAVS |
キーワード | 流体、渦 |
可視化手法 | 鳥瞰図 |
クオリカ(株)様の販売する鋳造方案CAEシステム「JSCAST」は、各種鋳造プロセスにおいて、溶けた金属が金型内をどの様に流れ、充填していくのかを解析するシステムです。
同社では、「JSCAST」のPHSモデルの湯流れ解析データをMicroAVSを使って可視化しました。流線を使ったアニメーションとなっています。
データ提供 | クオリカ株式会社 第二事業部 PLMソリューション部 |
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使用アプリケーション | MicroAVS |
キーワード | 鋳造、PHSモデル |
可視化手法 | 流線・流跡線、アニメーション |
使用アプリケーション | MicroAVS |
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医療用MRI<磁気共鳴画像>を工業的アプリケーションに利用し、エコアイスの中身を見ることを試みた。
まず1つのカプセルについて、その表面の熱流速を計測し、等数値ボリュームで表示。 次に多数のカプセル充填層について同様の操作を行った。
データ提供 | 慶應義塾大学 理工学部機械工学科 専任講師 小川邦康 様 |
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使用アプリケーション | MicroAVS |
キーワード | 流体、蓄熱 |
可視化手法 | 等数値ボリューム |
この計算は相変化を伴う気液界面の流動と成長をレベルセット法で解いたものです。計算は直交格子系の軸対称2次元で 行っています。球状に広がる気泡の1/4だけを表示しています。
中心付近の青色の部分はヘリウムガスで、ガス温度は飽和温度である 4.2[K] です。外側の赤色の部分は液体ヘリウムで、液温度は 4.7[K] にしています。つまり、液体ヘリウムは飽和温度以上に過熱されています。初期の気泡径は 20μmで、界面において温度は 4.2[K] から 4.7[K] にステップ状に変化しています。
この状態から計算を進めると、気液界面において蒸発が起こり、気泡がどんどん成長していきます。気泡の中では対流は生じませんが、ヘリウムの気液密度比は気相:液相=1:8ですので気泡が成長すると膨張して周囲の液体ヘリウムを外部へ押しのけていきます。したがって、液体ヘリウムの部分では気泡中心から放射状に拡大する方向へ対流が生じています。
黒色の線コンターを1本だけ表示していますが、これが気液の界面です。FLDファイルの中では level-1 が相当します。level-1 の値がゼロを表示させると界面になります。
カラーコンターは温度を表しています。 FLDファイルの中では temperature が相当します。初期条件では温度がステップ状に変化していますが、時間が経過するに連れて熱伝導により温度が拡散して、ある分布幅をもって変化するようになります。
データ提供 | 神戸製鋼所 技術開発本部 機械研究所 流熱技術研究室 織田剛 様 |
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使用アプリケーション | MicroAVS |
キーワード | 流体、界面 |
可視化手法 | ベクトル、アニメーション |
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