Reflection X はリモートユーザ向けのマルチプラットフォーム対応PC Xサーバです。サスペンド (一時停止) とレジューム (再開)、Xアプリケーションの共有に対応しており、UNIX/Linuxへの接続をReflection X をインストールした別の端末を介して行うことができます。
※「Reflection X Advantage」は、バージョン18以降「Reflection X」に名称が変わりました。
サスペンド&レジュームやセッション共有、プロトコル圧縮といった新機能をはじめとした、新世代PC Xサーバ Reflection X の機能を紹介します。
次の OS で動作する GNOME 3 デスクトップ(バージョン 3.28 以降)に対応
Xサーバとしての各種設定が行えます。設定内容は多岐にわたりますが分かりやすいインタフェースで初めての方でも迷わず設定ができます。
Reflection X は3D描画において業界標準のグラフィクスAPIであるOpenGLならびにGLXを標準でサポートしており、UNIX/Linux上で表現された多彩なイメージをPC上に再現します。
Reflection X にはUNIX/Linux画面を正確に再現するための設定項目があります。
Xクライアントで表示した画像、テキストもExcel、WordなどのWindowsアプリケーションに簡単に貼り付けることができます。
XIMプロトコルによるローカルIME(Windows IME)を利用できます。「オンザスポット」入力(リモートFEP)にも対応しました。
UNIX/Linuxに接続する際、Reflection X がインストールされた別の端末を中継できます。クライアントPCと中継用端末との接続を切断しても、中継用端末とUNIX/LinuxとのXセッションを維持します。Xセッションを維持しておけば、クライアントPCから再接続時に同じ操作状態から作業を再開することができます。別の場所に移動して作業を継続しなければならない時や、長時間のジョブ実行時などに役立ちます。
Xクライアントの操作を別のPCから共有できます。リモートでの情報共有やヘルプデスク、トレーニングツールとして利用できます。
ネットワーク回線帯域の狭い環境でのパフォーマンスを向上させるため、Xプロトコルを圧縮します。
X クライアントを使用中にクライアントPCがクラッシュしたり、ローカルネットワークに障害が発生しても操作状態がそのまま保管され復旧後に操作を再開します。
中継用端末を利用してUNIX/Linuxに接続する場合、中継用端末を複数用意することで中継用端末への負荷を分散します。
Reflection X にはトラブルシューティングのためのトレースデータ収録機能が付属しています。簡単な操作で収録でき、トラブルの早期解決に役立ちます。