Reflection Desktop for IBMはIBM System iならびにSystem zに対応したIBM3270/5250端末エミュレータです。
Reflection Desktop for IBM 16.1および Desktop for IBM 16にはホスト画面上に表示されている特定のパターンの文字列を見せないようにマスキングできる機能があることをご存知でしょうか。
これは、例えばクレジットカードの番号や電話番号などを自動的に***-****-**** の形式に置き換えて表示させるというものです。また、画面上では通常通り表示させておき、他のアプリケーションにコピーする際にだけマスキングさせることもできます。
この設定は Reflectionのインストール端末ごとに使用有無を切り替えることができますので、必要な端末でのみこの機能をお使いいただくことが可能です。ただ、特定の画面でのみ有効にするということはできませんので、お使いいただけるシーンは限定されるかもしれません。
詳しい設定方法は、評価ガイドの P.7「ミッションクリティカルなホストデータの保護」をご参照ください。
2016年2月
IBMホストからの印刷出力用にプリンタセッションを常時起動させておくお客様は多いかと存じます。メンテナンスなどで IBMホストを停止・再開させる際には、通常プリンタセッションも再起動(再接続)が必要となりますが、プリントサーバー上でご利用の場合には、その都度サーバーに出向いて操作するのは面倒なケースもあるでしょう。
そのような場合には、Windowsのタスクマネージャを利用して Reflectionプリンタセッションの「終了」、「起動」を行うバッチファイルの実行をしかけておくと便利です。
○「終了」は、バッチファイルから下記を実行します。
taskkill /im r8win.exe /f○「起動」は、次の内容になります。
<ドライブ>:\<ファイルパス>\プリンタセッション設定ファイル(.rsf)「終了」と「起動」は最低 1分間程度は間隔を置くようにセットアップしてください。
2014年2月
画面印刷の便利な利用方法です。ホスト画面を印刷していると、例えばA4用紙(縦)に2画面ずつ印字したいときはないでしょうか。そのような場合、画面印刷時の[印刷]ダイアログから[設定]へ行き、[手動で印刷開始]を有効にしておきます。すると、それ以降画面印刷の出力データはReflection内部にキャッシュされるようになります。2画面印刷したタイミングで、Reflectionワークスペースウィンドウ下の[印刷]ボタンをクリックすれば、プリンタに2画面分のキャッシュデータが送られ、印刷用紙 1枚に2画面印刷されます。
2013年3月
以前と同じ文字列を入力する場合に便利なオートコンプリート機能。その一方で、特定のフィールド上では使いたくない(使わせたくない)場合もあると思います。そのような場合、指定した一部のフィールドのみオートコンプリートを無効にすることができます。設定方法は無効にさせたいフィールド上にマウスカーソルを置き、右クリックメニューから[フィールドセキュリティオン/オフ]をクリックするだけです。(元に戻すときにも同じ操作を行ないます。)これにより無効化されたフィールドは、オートコンプリートだけでなく画面履歴やオフィスツールによる内容のコピーも行なわれなくなります。
2013年3月
バージョン14.x以前の下記の形式で保存されたマクロファイルを実行することができます。設定ファイル (.rsf、.r2w、.r4w) 共有マクロ (.rma) Reflection Basic スクリプト (.rbs) Reflectionコマンドラインのスクリプト (.rcl) 以前のマクロを実行する前に、「Reflectionワークスペースの設定」−「APIとマクロのセキュリティの設定」で「以前のAPIの設定」が「Reflection」になっていることをご確認ください。また、開発元ではバージョン10以前のファイルを一旦バージョン14.x で保存しなおしていただくことを推奨しています。マクロを実行するには「マクロ」メニューの「マクロ」を開きます。リボンインターフェースの場合は「ツール」タブの「マクロ」−「マクロの実行」をクリックします。「マクロの種類の選択」で「このファイル内の以前の Reflection マクロ」をクリックして実行するマクロを選択、実行します。残念ながら、いくつかのメソッド、プロパティは現在のバージョンで機能しません。対応状況は「テクさぽ」のFAQからご参照ください。
2013年1月
「小技」的な機能をいくつか紹介いたします。
3270または5250端末でお使いの場合、[CTRL]+[F1]キーを押すことで瞬時にリボンを最小化できます。元に戻すには再度[CTRL]+[F1]キーを押します。
ブラウザモードでVT端末をお使いの場合、URL欄に下記コマンドを入力するだけで、すぐに新しいセッションを開始することができます。telnet://接続先IPアドレスまたはホスト名ssh://接続先IPアドレスまたはホスト名rlogin://接続先IPアドレスまたはホスト名
下記コマンドにより、コマンドラインやバッチファイルからReflectionセッションを起動することができます。 ""Attachmate.Emulation.Frame.exe"" -f ""設定ファイル名"" 設定ファイル名には、ドキュメント (.rdox、.rd3x、.rd5x) またはレイアウト (.rwsp) を指定できます。さらに -uimode を指定することにより、ユーザインターフェースを指定可能です。
ブラウザモードの場合、次のようになります。
""Attachmate.Emulation.Frame.exe"" -f ""設定ファイル名"" -uimode browser
※ browser以外に、リボン(ribbon)、クラシック(classic)を指定できます。
2012年10月
Reflection for IBM 2011のワークスペース上では、複数のホストセッションを起動させておき、タブにより表示を切り替えることができます。今回は、これらの複数セッション間でまたがって行う操作を簡単に自動化する機能を紹介します。例えば、セッションAに表示された顧客コードや商品番号をコピーしてセッションBの入力フィールドに貼り付け、送信キーを押して結果を表示させるような操作があったとします。Reflectionの「マクロの収録」を使用して、上記の操作をそのまま収録してマクロとして保存すれば、次回からは「マクロの実行」からワンクリックで同じ操作を実行することができます。「マクロの収録」では、文字入力やキー操作などの単一画面上の操作だけでなく、複数セッション間の操作も収録できるようになっていますので、様々な操作の組み合わせを簡単にマクロ化して作業効率の向上を図ることができます。Reflectionバージョン14以前では、それぞれのセッションが独立していたため、セッション間操作をマクロ化する際にはプログラミングの知識が必要でした。
2012年2月
設定変更を禁止したり、特定の機能を使わせないようにする「アクセス許可マネージャ」というツールがあります。管理者向けに開発されたツールで、エンドユーザの不注意による設定変更を防止し、不要な機能を使用させないことでヘルプデスクの負担を軽減させるメリットがあります。ご利用になるにはReflectionインストールフォルダにある AccessConfig.exe を起動します。表示される項目一覧から制限したい設定や機能を選択し、変更をアクセス許可ファイルに保存して所定のフォルダに置くだけで次回起動時かReflectionプログラムに反映されます。詳しい使用方法は、製品オンラインヘルプで AccessConfig.exe を検索してください。
2011年9月
ユーザインターフェースの基本をなす「ワークスペース」の操作およびカスタマイズについて紹介いたします。
複数セッションを起動させた場合のセッションタブのタイトル、色を変更することが可能です。タブ上で右クリックすることでメニューが表示されますので、タイトルは「プロパティ」から、色は「タブ色のカスタマイズ」から変更してください。
複数のセッション画面は、[CTRL]+[TAB]キーで順番に移動することが可能です。マウスによる操作よりも素早い切り替えが可能になります。ひとつ前のセッション画面に戻る時には、[CTRL]+[SHIFT]+[TAB]キーが使えます。
ワークスペース上のユーザインターフェース表示言語を切り替えることが可能です。日本語OSにインストールした場合は日本語になりますが、インストール時に「機能の選択」で「英語対応」をインストールしておけばワークスペースの設定画面で「英語」に切り替えられるようになります。
2011年6月
リボンツールバー「ツール」タブにある「キーストロークと操作の割り当て」はご活用いただいていますか。Reflectionのキー割り当ては単なるキー操作だけではなく、他のアプリケーションを起動したり、長い文字列を入力したり、ブラウザでWebページを開いたりする機能を割り当てることが可能です。さらに、1回のキー押下で複数の操作を連続して順番に実行させる「操作の実行順序」という機能ももっています。キーボードからの操作が多いお客様はぜひご活用ください。
キーボードではなくマウスでもっと操作ができればとお考えのお客様は、同じく「ツール」タブにある「マウスクリックと操作の割り当て」をご利用ください。左ボタン、右ボタンにはすでに機能が割り当てられていますが、CtrlキーやShiftキーとの組み合わせにより、いくつでも割り当てを追加できますし、実はマウスのスクロールボタンにも割り当てが可能なっています。一度お試しください。
i Series (AS/400)に接続されている場合、「自動サインオン」を使えることをご存知ですか。マウス右クリックで「ドキュメントの設定」を選び、設定画面から「接続詳細設定の構成」を開きます。「サインオンのオプション」でユーザIDとパスワードを登録しておくと、セッション接続時にサインオン情報がホストに送られるため、自動的に認証後の画面が表示されます。
2011年1月
Reflection for IBM 2008 以降のバージョンでは、ふだん接続しているホストがトラブルなどで利用できないときに、自動的に代わりのホストに接続するという設定が可能になりました。バージョン14以前の製品には無かった機能です。この仕組みを利用するには「ドキュメントの設定」>「バックアップ接続オプションの設定」で、もう1台のホストアドレスを指定しておくだけです。いつものホストに接続できなかった場合、ユーザの操作無しで別のホストに接続が完了します。ホストやネットワークの障害対策としてご活用ください。
Reflectionワークスペース起動時に表示される「ドキュメントの新規作成」ダイアログには、お客様がカスタマイズしたセッション設定を「ユーザ定義」として登録することができます。これは新しいセッションを作成する際のテンプレートとなるもので、基本となる機能だけを保存しておけば、他のユーザと設定を共有したり繰り返し再利用したりすることが可能になります。テンプレートを登録するには、ワークスペース左上のロゴボタンから「名前を付けて保存」で「テンプレートの保存」を選択します。作業の効率化にぜひお役立てください。
2010年2月
Reflection for IBM 2011の「オートコンプリート」は、フィールドに入力を行なう際に、以前入力された文字列の候補を表示する機能です。
入力された最初の3文字から判断して候補を表示していますが、この文字数はお客様により変更いただくことが可能です。ホスト画面上で右クリックメニュー「ドキュメントの設定」>「生産性」>「オートコンプリートの構成」とお進みください。前述の「候補を表示し始めるまでの文字数」のほか大文字/小文字の区別や上書き/挿入モードの変更も行なうことができます。
ご利用になるシステムに合わせてより快適な動作環境を構築してみてください。
2009年8月
Reflectionをお使いの時に[ ALT ]キーを押してみてください。ワークスペースやリボン上に N、O、S、P などのアルファベットが表示されると思います。これは表示位置にある機能へのショートカットキーを示しています。セッションを保存したり、タブを切り替えたりといった様々な機能の操作をマウスではなくキー操作でも行なうことができるようになっています。
例えば、現在表示されている画面のハードコピーを印刷するには[ALT]→[P]→[Enter]を押すだけで可能です。ぜひ一度お試しください。
2009年7月
「最近の入力履歴」は、一度入力した文字列をダブルクリックすることでフィールドへ入力が行なえる便利な機能です。
ただ、この[最近の入力履歴]タスク画面が場所を取りすぎるというケースもあるかもしれません。そのような場合にはこのタスク画面のタイトルバーをダブルクリックしてフローティングウィンドウにしたり、タイトルバー右のピンアイコンをクリックしてサイドバーにすると場所を取らずに使いやすくなります。
2009年7月
日々ホストからプリンタへ印刷しているデータを、紙には出さずに電子ファイルへ保存できれば、と考えれたことはないでしょうか。そんなときは、 Reflection for IBMの「ファイルへ出力」機能をお試しください。
「ファイル」メニュー「印刷の設定」の「ファイルに出力する」をチェックするだけで、印刷データはプリンタへは出力されず、テキストファイルとしてPCに保存されるようになります。
ただ、制限が一つあり罫線やバーコードなどは保存できません。それでも印刷データの内容によっては、この機能を使うことで資源節約に少しでも貢献することができるかもしれません。
2009年2月
Reflection for IBM 2007/2008の「画面履歴」機能は、一度表示したホスト画面をそのまま記憶していますので、実際の画面はそのままにして確認したいところだけを簡単に確認することができます。入力途中などで今の画面は終わらせたくないときなどに便利です。
マウスの操作で以前の画面をスクロール表示させることもできますし、検索機能を使って製品コードや顧客名などをもとに素早く画面を見つけ出すことも可能です。記憶した画面は画像データとして保存も可能ですので、マニュアルの作成などにも活用できます。
2008年11月
Reflection for IBM 2007の「自動拡張」をご存知ですか。
リボンの「ツール」の右端にあるので目立たないかもしれません。
ここを開くと、電話の短縮番のように、よく使用する長いフレーズや複雑なコマンド文を短い単語に登録しておくことができるのです。登録は簡単ですので、作業の効率アップにぜひご活用ください。
2008年10月
Reflection for IBM 2007をお使いの皆様「コンテキストメニュー」は活用されていますでしょうか。
「コンテキストメニュー」とはホスト画面でマウス右クリックしたときに表示されるメニューのことです。
リボンの「外観」-「コンテキストメニュー」をクリックすると設定画面が開き、使いたい機能を簡単に追加することができます。よく使うメニューの登録から、画面印刷、マクロの実行まで、Reflectionの機能ならなんでも追加可能です。
2008年10月
ページ先頭へReflection Desktop 16のワークスペースで新たに追加されたユーザーインターフェースのカスタマイズ機能から2点、ご紹介します。
タッチパネル環境でより使いやすいようにデザインされた「端末キーボード」が追加されました。リボンインターフェースの「外観」タブからご利用いただけます。任意の場所へ配置できるほか、端末ウィンドウの上下左右に固定表示も可能です。タブレットでご利用になる場合には、UIモードもリボンからTouchUxにしてご利用ください。
Reflection 2014では以前のExtra!製品のQuickPadインポートしか行えませんでしたが、新たに新規のQuickPadを作成することができるようになりました。Quickpad Designerにより、デスクトップ上に新たなカスタマイズウィンドウを作成することができ、ホスト機能、マクロの実行、他のアプリケーション起動、その他端末セッションの操作をボタンに割り当てることができます。
Reflection Desktop 16では、ワークスペースの製品ヘルプが一新されましたので、紹介します。このヘルプは、Reflectionワークスペース右上の「ヘルプ」をクリックするか、または下記開発元サイトからも同じものをご覧いただけます。
Reflection 2014以前のヘルプと比べて、表示フォントやレイアウトを改善して読みやすくしたほか、関連項目をまとめることで、単一機能の説明に終わらないより製品を深く理解いただける内容となりました。 新たなヘルプ項目としては下記が追加されています。
こんな機能もあったのかという発見もきっとあると思いますので、新しくなった製品ヘルプを一度じっくりご覧になってみてはいかがでしょうか。
Reflection デスクトップのヘルプ&操作方法2016年7月
Reflection製品内部には「日付」「時間」の情報は持っておりません。そのため、うるう年、うるう秒の影響を直接受けることはなく、Reflection側でのうるう年、うるう秒に対する対応は不要です。画面表示や印字結果、製品ログへの日付・時間の表示/書き込みは接続先ホストやWindowsのシステム時間を参照して行なっているため、その結果はそれぞれのシステム時間に依存します。
お客様が作成された VBAマクロやスクリプト内において、日付や時間を扱うような処理を作成されている場合には、内容を見直していただく必要があるかもしれません。
2016年2月
11月にリリースされたReflection Desktop 16のワークスペースにはバージョン14.1以前にあった「イベント」機能が新たな内容で追加されています。以前のようにホスト画面上のカーソル位置やテキストの出現、時間の経過などを検知して、マクロの実行やアプリケーション起動、コピー・貼り付けや印刷などを自動的に実行させることが可能です。
以前よりも優れているのは、複数のイベントを順番に実行させることができる点です。割り当てる操作の割り当て画面では、「ドキュメントを開く」「印刷」「マクロを実行」など一目でわかりやすい表記で表示されるのも改良された点です。
「イベントの割り当て」はワークスペースの「ツール」タブからアクセス可能です。
Reflection Desktop 16.0リリース情報
Reflection Desktop 16.0 (X、IBM および UNIX and OpenVMS) がリリースされました。保守ご契約のお客様は上記 URLよりログインしてご利用いただけます。
2015年12月
バージョン 14.1 以前では、「ツール」メニューから「イベント」でイベントカスタマイズを設定することができました。Reflection for IBM 2011/2014 では本機能はなくなりましたが、VBAを使用して同様のイベント設定を行うことができますので、簡単に手順をご案内します。
まず、Reflection の VBAエディタを開き「プロジェクト」のReflection Objects を展開しますと下記が表示されます。
この中で設定したいものをダブルクリックすると、右側にコードウィンドウが開きます。この上にあるオブジェクトとプロシージャから設定したい内容を選択すると、コードウィンドウにイベントを検知するコードが表示されます。ここにイベントに合わせて実行したい内容を記述してください。
不明な点は「テクさぽ」よりお問い合わせください。
Webサポートシステム「テクさぽ」はこちら
Reflection Desktop for IBM 16.0 製品詳細はこちら
2015年9月
Reflection Desktop for UNIX and OpenVMS 16.0には、コピー&貼り付けに関する機能のうち、インストール時に無効になっているものがあります。お客様の用途に合わせ、必要なものは有効にしてお使いいただくと便利です。
これらを有効にするには、
「ドキュメントの設定」>「端末の設定の構成」>「キーボードとマウス」
より行います。
WindowsアプリケーションのようにCtrl+C / Ctrl+Vなどのキーを使えるようにするには「キーボードショートカット」の「ファイルと編集メニューの標準ショートカットを使用する」 を有効にします。
UNIX / Linux端末上の操作のように、選択した文字をコピーするには
「マウスショートカット」の「選択したテキストを常にクリップボードにコピーする」
を有効にします。以前までのバージョンでは対応していなかった矩形コピーは同じ設定画面の「矩形の指定範囲」を有効にすることで可能となります。
Reflection Desktop for UNIX and OpenVMS 16.0の製品詳細はこちら
2015年8月
自社の国外拠点におけるReflection製品ご利用について、最近お問い合わせのありましたケースについてご紹介いたします。
国外拠点のPCから国内のPCにリモートデスクトップでアクセスし、このPC上のReflection製品を使用する場合、ネットワークの状態によりレスポンスの低下等は考えられますが、それ以外に技術的に問題はございません。リモートデスクトップの場合、国内・国外に関わらず、製品ライセンスのカウントの仕方がインストール台数ではなく、リモートデスクトップでアクセス可能な端末台数になりますのでご注意ください。
国外でReflection製品をご利用になる場合には、リモートデスクトップであっても現地PCへのインストールであっても、その利用方法含めてまずはお客様社内の輸出管理部門にお問合せいただき、定められたソフトウェア使用ルールに従ってご利用ください。
各国の事情により確認事項や事前申請など手続きが異なることも考えられますが、この点に関してはお客様のほうでご確認をお願いいたします。その中でReflection製品に関する仕様の確認や資料の提出などが必要となった場合には、弊社にご連絡いただければ開発元に確認の上情報をご提供いたします。
2015年7月
Reflection XやReflection for UNIX and OpenVMSのSSH(Secure Shell)接続をご利用時に初めて接続するサーバーの場合、「ホスト鍵の信頼性」というダイアログボックスが表示され、「常時」「今回のみ」「しない」から応答を選択しなければなりません。
この画面の目的は、接続しようとしているサーバーが“なりすまし”でなく、意図したサーバーであるかどうかを確認することです。この画面に表示される指紋の内容とサーバー上の鍵の指紋が一致するかどうかで判断します。(サーバー鍵の指紋は予め入手しておく必要があります。)
イントラネット上やテスト環境などでこうした確認が不要と思われる場合には、下記いずれかにより初回接続時の「ホスト鍵の信頼性」ダイアログをスキップすることが可能です。
(a) 設定画面からの変更
「接続」メニュー「接続の設定」>「セキュリティ」>「ホスト鍵」タブの「厳格なホスト鍵の確認の履行」を「いいえ」に変更します。
(b) 設定ファイルの変更
ドキュメント\Attachmate\Reflection\.ssh に config というファイルを作成し下記を記述します。(すでに config がある場合には、そのファイル内に追記します。)
Host *
StrictHostKeyChecking no
#EndHost
ご質問などございましたら「テクさぽ」よりお問い合わせください。
Webサポートシステム「テクさぽ」はこちら
●運用支援「Reflection Secure Shell接続セットアップサービス」はこちら
2015年6月
タブレット端末やスマートフォンでサーバー/ホスト接続をお考えの際に現在Reflection製品がご提供できる選択肢をご案内いたします。
Windows 8/8.1 のタブレット端末にインストールしてご利用いただけます。対応するバージョンは下記をご参照ください。
Windows 8.1 対応バージョン
Windows 8 対応バージョン
Citrix Receiverなどのクライアントモジュールを端末にインストールすることで、仮想サーバー(Windows OS) 上で動作するReflectionを操作可能です。特にReflection for IBMおよび UNIX and OpenVMS 2011R3 SP1以降では、Citrix XenApp環境でご利用可能な独自の画面カスタマイズ機能を提供しています。
ご質問などございましたら「テクさぽ」よりお問い合わせください。
Webサポートシステム「テクさぽ」はこちら
2015年5月
Reflection for IBM / Unix and OpenVMS 2008 - 2014のワークスペースで提供されている「スクラッチパッド」をご紹介します。
本機能は、端末セッションをご利用時に、画面の内容(テキスト)や気が付いた点などを自由にメモとして入力・保存しておくことができます。この簡易メモ機能以外に便利な点として、ホストコマンドや画面へ入力するテキストデータを保存したファイルを開き、ワークスペース上の見えやすい位置に表示できることがあげられます。
メモ帳など別のアプリケーションで開くと、コピー・貼り付けを行う際に、ウィンドウが重なって操作しづらいのですが、スクラッチパッドであれば、常にワークスペース上に表示されていますので作業効率があがります。
「スクラッチパッド(P)」のタイトルバーをダブルクリックすると独立したウィンドウ表示に切り替わりますので、ウィンドウサイズを調整し、お好きな場所に配置させることが可能です。メモ機能としてだけでなく、外部ファイルの参照機能としてもお役立てください。
Reflection for IBM 製品情報
Reflection Desktop for UNIX and OpenVMS 16.0 製品情報
2015年3月
今月号では、Reflectionシリーズ全製品において標準でインストール されるReflection FTPクライアントの特長をご案内します。
FTP 自体利用されるシーンが減っているかもしれませんが、セキュアな接続やスクリプト機能を持ったReflection FTPクライアントがあることを、いざというときのために憶えておいていただければと思います。
機能や使用方法などについて不明な点はテクさぽからお問い合わせください。
Webサポートシステム「テクさぽ」はこちら
2014年11月
Reflection for IBM 2011 または Reflection for UNIX and OpenVMS 2011 の R3SP1以降のバージョンでは、 Citrix XenApp 環境でご利用のスマートデバイス上の画面表示・入力操作が改善され、タッチパネル操作も行えるようになりました。
これは Citrix 社と共同開発したもので Citrix Receiver がインストールされた iPhone、iPad、Android端末、Windows 8 上でご利用になれます。単にスマートデバイス上に Reflectionエミュレータ画面を表示させるだけでなく、分割ウィンドウやオンスクリーンキーボードなどを駆使して狭い画面上の操作性を向上させる工夫もなされています。
さらに、3270/5250 端末セッションには、下記のような画面カスタマイズを可能にするReflection VBA および .NET 用のAPIが追加されました。
・ホスト画面にボタンやドロップダウンリストを作成し、これらによりホスト画面やエミュレータを操作する。すでに XenApp 環境で Reflection をご利用のお客様や近く XenApp 導入をご検討のお客様はぜひこれらの機能をお試しください。
2013年8月
普段お使いのホスト画面やサーバ画面上で、関連したWebサイト情報を簡単な操作で閲覧できればとお考えのことはないでしょうか。
今回はそのようなときに便利な Reflection 2011/2014 (for UNIX and OpenVMS / for IBM) の「ホットスポット」機能をご紹介します。
ホットスポットは画面上の文字列とアクション(URLを開く、アプリケーションを起動する、など)を予め設定できるものです。ホストやサーバ側の変更は不要です。
たとえば、画面上の「在庫数」という文字列に対して、社内データベースの URLを開くというアクションを設定しておきます。これにより「在庫数」の文字がボタン化され、マウスクリックによりブラウザが起動してデータベース画面を表示させることができるようになります。この仕組みにより、入力作業中の照会・確認作業が容易になりますのでチェックもれや入力ミスなどの防止にも役立つのではないでしょうか。
また、別の使い方としてホストアプリケーションの操作方法やFAQのWebページを起動するホットスポットを作成しておけば、トレーニングやサポートにかかる工数も低減できるかもしれません。
ホットスポットは、Reflectionの設定ファイルごとに異なる内容を登録可能ですので、ホストごとや部署ごとに必要なホットスポットを簡単に使い分けられます。各PCには設定ファイルをコピーするだけです。
ホットスポットの作成手順2013年6月
Reflection製品では機能追加や不具合の修正を施したサービスパックを 定期的にリリースしています。(サービスパックはVPA保守ご契約のお客様向けのサービスとなります。)すでに展開済みの PCにサービスパックを適用するのは面倒、とお考えのお客様も多いかもしれませんので、共有フォルダなどからネットワーク経由で簡単に展開できる効率的な適用方法をご紹介します。
バッチファイルを利用したサイレントインストールも可能ですし、ソフトウェア配布ツールなどを利用すれば、エンドユーザの手を煩わせることなく、サービスパックを適用することができます。
……………………………………………………………………………………………………………… ■ Reflection管理者インストールをご利用の場合 ……………………………………………………………………………………………………………… サービスパックファイル実行時に「サーバ上の管理者インストールに適用する」を選択し、 管理者インストールフォルダにある製品の msiファイルに対して適用します。 これにより、この管理者インストールから新規インストールしたReflectionはサービスパックが 適用された状態になり、改めてサービスパックを適用する必要がなくなります。すでに製品が インストールされている PCには、下記コマンドで適用します。 msiexec /fvomus \\<パス>\/qb ……………………………………………………………………………………………………………… ■ Reflection管理者インストールをご利用でない場合 ……………………………………………………………………………………………………………… サービスパックファイルを実行時に「今後のアプリケーション用にファイルに保存する」を選 択し、任意のフォルダに mspファイルとして保存します。この mspファイルを共有フォルダに 置き、製品インストール済みの PCに下記コマンドで適用します。 msiexec /p \\<パス>\ REINSTALL=ALL REINSTALLMODE=omus /qb
2013年4月
今回は、Reflection FTPクライアントに付属のスクリプト機能を紹介いたします。ファイル転送をスクリプト化することにより、操作を自動化したり、転送をコマンドで実行することが可能になります。
スクリプトを作成するには、まず次の手順で転送操作を収録します。
次に、作成したスクリプトファイルを編集します。
完成したスクリプトは、FTPサーバに接続後、「スクリプト」−「スクリプトの実行」からファイルを指定して実行できます。コマンドプロンプトやバッチファイルから実行するには下記コマンドで実行します。
RFTPC.EXE ""FTPサイト名"" /RFS ""スクリプトファイル名""
※ RFTPC.EXEは、ReflectionインストールフォルダにあるFTPクライアント実行プログラムです。
※ ""FTPサイト名"" は、「FTPサイトに接続」に表示される名前です。
2012年6月
まとまった台数のPCにReflectionをインストールする場合、管理者インストールをお使いになると便利です。セットアップ時に「管理者インストール」を実行すると、製品メディアから共有サーバ上に必要なファイルをコピーしてインストールイメージを作成します。この環境を利用して、下記のインストール方法が可能になります。
また管理者インストールでは、下記のインストールカスタマイズ可能です。
これらの機能により、お客様の環境に合わせてカスタマイズされたReflection製品を手間なく短時間で配布することが可能です。PCのご導入やOSの入れ替え時などにご利用ください。
2012年5月
バージョン14.0以降、Reflection Secure Shellの設定はマイドキュメントの Attachmate\Reflection\.sshフォルダに保管されています。Reflection Secure Shellの設定変更を行うと、変更内容は上記フォルダの configというファイルに書き込まれます。他のPCへ設定を移行する際にはこのファイルをコピーしてご利用いただくことができます。SSHサーバーに初回接続時に表示される「ホスト鍵の信頼性」ダイアログで「常時」を選択した場合、known_hostというファイルが .ssh フォルダに作成されます。このファイルをあらかじめ他のPCにコピーしておけば、接続時の「ホスト鍵の信頼性」ダイアログをスキップさせることができます。エンドユーザのPCでは「ホスト鍵の信頼性」ダイアログを表示させたくないような場合にご利用ください。本来の「ホスト鍵の信頼性」確認の役割をご理解の上で、セキュリティ上で問題のない環境でご利用ください。
2012年4月
Reflection Secure Shellの各機能を、Windowsのコマンドプロンプトやバッチファイルから実行できることをご存知でしょうか。サーバにリモートログインする ssh コマンド、Secure FTPを実行する sftp コマンド、リモートファイルコピーを行う scp コマンドを備えており、標準インストールでご利用可能です。ワークスペースやセッションウィンドウを起動させなくても実行可能ですので、作業時間の短縮やルーチンワークの自動化を図ることができます。簡単な使用例は次のとおりです。
実行時のオプションや sftp の対話モードで利用可能なコマンドなどについては製品ヘルプを「コマンドラインユーティリティ」で検索してご参照ください。
2012年3月
「クイックアクセスツールバー」とは、Reflectionワークスペースの左上に並んでいる小さなアイコンです。
インストール時には左から「新規ドキュメント」「開く」「保存」「印刷」「ドキュメントの設定」の順に配置され、マウスクリックだけでこれらの操作を実行できます。さらに、ここにはお客様ご自身がよく使う機能や操作を簡単に追加できるようになっています。
ツールバーの右端にある矢印マークをマウスクリックして「操作の追加」を選択すると「操作の選択」設定画面が開きますので、ここでお使いになりたい操作を選択するだけです。Reflectionが備えている機能の実行はもちろん、頻繁に参照するWebページをブラウザで開いたり、メモ帳や電卓を起動することも可能です。
2009年9月
ホスト端末画面から他のアプリケーションへのコピー/貼り付けを頻繁に行なうお客様には、今回ご案内するReflection 2008のコピー機能がお役に立つと思います。この機能を使えばコピーするときにはマウスで画面の文字を選択反転するだけです。「コピー」ボタンをクリックしたり、Ctrlキー+ C を押す必要はありません。この機能はインストール時には無効になっていますので「ドキュメントの設定」で「クリップボード設定の構成」を開き「選択したテキストを自動的にコピーする」を有効にしてください。
2009年9月
“アプリケーションの仮想化”が注目を集めています。Reflectionの各製品は「Citrix XenApp」「Microsoft App-V(SoftGrid)」「VMware」などの仮想化プラットフォーム上で動作テストを行なっており問題なく動作いたします。ITコストや運用負荷の軽減、セキュリティの強化などでこれらのプラットフォームをご検討の際には、ぜひReflection製品をお試しください。
アプリケーション仮想化環境での動作状況について
2008年12月
使いやすいとご好評いただいている Reflection FTPクライアントでも暗号化通信をお使いになれることをご存知でしたか?「新規サイト」や接続の「プロパティ」からセットアップする際に画面右下に表示される「セキュリティ」ボタンをクリックすると各プロトコルの設定画面を表示することができます。お客様の大切なデータや研究開発上の機密データなどを転送する際にはぜひご活用ください。
2008年9月
Reflection製品シリーズには、ホストとの接続を暗号化して安全な通信を提供できるように次の3つのプロトコルをご提供しています。詳しくはReflectionオンラインヘルプから各キーワードで検索してご覧ください。(※製品によりサポートしていない機能もあります。)
UNIXの世界ではSSHとして広く知られている暗号化通信です。Reflection Secure Shellは商用版としてより確実な接続を安心してお使いいただけます。Telnetと同様の通信を提供するSSHのほか、FTPを暗号化したSFTPや同じくデータ転送に使用されるSCPをサポートします。
SSLサーバと接続して暗号化通信を可能にします。CAと呼ばれる認証局から発行される信頼された電子証明書による認証を基にした業界標準の暗号化通信です。
「ケルベロス」として知られるネットワークへのアクセス認証機能です。WindowsやMac OSなどでも採用されている仕組みで、ReflectionはKerberosクライアントとして機能します。
2008年9月
ページ先頭へ