「100年に一度の大変革」の時代に向けたイノベーション創出
脱炭素や自動運転、電動化などによる外部環境の変化にともない、自動車業界はまさに100年に1度の大変革が求められる状況にあります。この時代を生き抜くために、新たな領域での技術革新や既存技術の用途展開、様々な問題分析・課題解決、研究開発の生産性向上が求められます。既存事業に加え、新規事業創出こそが企業の持続的な成長の礎となります。
そのためには、イノベーションの創出が必要不可欠です。イノベーションを実現していくためには、既存の技術や新しいアイデアを、今までとは異なる仕方で新結合させ、新たな価値を創造する取組みが求められます。
業界・市場や、社会全体において大きな影響と変化をもたらすような「革新的なコンセプト」を創出するためには、様々な知識の獲得「知識武装」と的確なニーズを把握する課題分析・問題分析、さらには、大量のユニークなアイデアの生成が必要となります。そのためには、社内外の広範囲にわたる技術情報から知識を獲得し、科学的手法を併用しながらアイデアを効率よく生み出していくためのツールの利活用が重要となります。
Goldfireは新規テーマ創出や新規用途開拓を支援します
Goldfireはアイデア発想を支援するソフトウェアです。世界中の特許や文献、社内に蓄積された技術情報、品質情報から革新的なセマンティック検索を用いて、普段は気づきにくいような他分野や他業種の応用可能な技術や実現手段、更に自社内のノウハウから知識武装を支援します。知識と視野を拡げ、思考を活性化して発想力の強化を実現します。
Goldfireの用途・活用範囲
開発テーマの企画・コンセプト創生
新たな「気づき」を提供し、開発コンセプトの立案をリード
課題や問題の見える化
課題や問題の全体を俯瞰し、中核課題を明確化
アイデアや解決策の創出
膨大な知識ベースや技術情報からアイデアの種を探索
リードタイム・コスト削減・品質向上
アイデアを活用して、開発・改善プロセスの再活用
ノウハウの蓄積・継承
技術や知見の伝承がスムーズに
Goldfireで新たな「気づき」の体験
Goldfireで行えるのは、いわゆる「検索」という概念のひとつ上を行く「リサーチ」となり、過去の社内資産や社外の情報も活かしながら、新たな気づきをもたらします。
1. 気になるキーワードを入力するだけ
具体的には、気になるキーワードを入力するだけで、社内の共有フォルダや文書管理システムに蓄積された情報、世界各国の特許、他分野や異業種の論文・書籍など、部門や言語の壁を打ち破り、蓄積された技術情報の有効活用を可能とし、新たな「気づき」を促しながら、イノベーションに向けたアイデアの創出を支援します。
2. インスピレーションを短時間で入手
入力されたキーワードを基に、約50種類の疑問文をソフトウェアが派生させ、それらの回答を自動的に分類して一覧表示を行います。これらを探索し、読み進めていくことで、Goldfireを利用する技術者に対して更なる知識をもたらし、新たな気づき、ヒント、アイデアの種を提供します。
Goldfireの全体像
Goldfireは、社内外にある知識コンテンツをデータベースに取り込み、Goldfire独自の「セマンティック検索」というコア技術により、社内外の文書や世界の技術情報・特許情報から関連性の高いものを素早くピックアップして、ユーザーにとっての「欲しい知識」や「新しい知識」を効率よく届け、イノベーションやアイデアの「種」の発見を強力にサポートします。また、ロジカルな思考を助けるシンプルな問題解決ツールも複数備えており、問題の発見から解決コンセプトの作成までさまざまな問題解決を支援します。
自動車業界のGoldfire顧客事例

日野自動車株式会社
未然防止のための7つの視点に基づくデータベースの構築とその活用
- FMEAによる市場不具合の未然防止を図りたい
- 自動運転・電動化の車両開発および新しいビジネスモデル分野でGoldfireを活用


株式会社 デンソー
調査工数が1/2〜1/5に低減、総合的な工数削減・業務改善が可能です
- 目標は「Goldfireを知らない人が社内にいない」こと
- 他業種の技術を効率よく収集・分析して、アイデアを発想し、新たな気づきを得て、イノベーションを起こす

三菱自動車 株式会社
他業種の特許でも、自社内の専門家/有識者が見れば応用できる
- 当初の課題は「ナレッジの蓄積と再利用」を機能させること
- 自動車の技術課題を解決する糸口を、他業種(鉄道関連)の特許から導く

自動車部品メーカー
Goldfireの機能により潜在的な解決策となるコンセプトを60以上も見出す
- 既に特定していたコンセプトの実装方法とその実現性について探求
- Goldfireの機能により潜在的な解決策となるコンセプトを60以上も見出す

自動車関連会社
イノベーションで駆動する未来型エンジン
- エンジンシリンダーの開発という明確な方向性と小型化技術というキーワードを得る
- 的確で迅速な調査法を活用し、新しいバルブトレインと非活性化システムをすぐに開発