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業種・テーマ別活用法 アイデアを活かす社内環境づくり ―消費財開発会社―

消費財開発会社では、どのようにアイデアを活かす社内環境づくりをしたのでしょうか?

課題の状況

ヘルスケア製品から工業製品まで幅広く開発しているこの会社では、納期遅れやコスト超過を防ぎ、新しい製品開発に必要な予見性と即応力を持つためには、今までの場当たり的な開発プロセスの改善が必要、と考えて新たな方法を模索し始めました。この会社では、これまでもマーケティンググループが精力的に既存製品の消費者アンケート等を実施していましたが、これらの消費者ニーズに対応した製品開発を行うための社内システムが整っていなかったことが問題でした。

Goldfireへの着目

技術者を支援し、消費者ニーズへの即応力を持つために、同社はGoldfireの活用に着目しました。Goldfireは、アイデア作りや革新的な問題解決を行うための構造化された機能が用意されています。使いやすい問題特定・解析・解決機能を用いて、技術者が新製品開発から既存製品の不備とその予防の解決に至るまでの製品ライフサイクル全体の技術的な問題解決に、システマ ティックに取り組むことができます。

Goldfireを活用した課題解決アプローチと成果

同社では、脅威を感じていたアジアの競合企業の製品である「研磨剤」に着目しました。Goldfireを用いて、競合会社の研磨剤分野のポジションやその他の製品の技術力、業界の展望を理解し、さらに、Goldfireのデバイス分析機能を用いてデバイスモデルを作成し、既存の研磨剤製品の価値解析(VA)を行 ないました。

そして、もっとも効果的な製品構成を導き出し、 エンジニアが迅速かつ十分な研究を行なって、競合せず、より効果的でコスト効率もある製品 開発が可能となりました。

同社では、Goldfire用いて、既 存の情報を活かしつつ新しい開発手段を模索するプロセスを構築しました。エンジニアが、組 織や事業部門を越え、また専門/非専門に関わ らず、社内の技術コンテンツにアクセスする効果をもたらし、既存製品の技術ソリューションを元に目標の再設定を行って新たな開発をする際の規模の最小化ができるようになりました。

これにより、研究開発期間が20%短縮され、またエンジニアが技術情報を迅速に把握し、内在的なボトルネックを取り除くための時間が30%短縮されました。

Goldfireを体験できるセミナー

それぞれの工程で解決案を発見し、それを持続的な「イノベーション」につなげるためのソリューション、それがGoldfireです。

サイバネットでは、実際の操作体験を通じて、Goldfireの仕組みや機能を判りやすくご紹介する「Goldfire ご紹介/体験セミナー」を定期的に開催しております。Goldfireが、イノベーションプロセスをいかに最適な結果を生み出す形へと変身させて いくのか、「Goldfire ご紹介/体験セミナー」で是非実感してください。