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業種・テーマ別活用法 競合他社の特許を巧みに回避

Goldfireの導入・活用によって、競合特許の回避を行った消費財メーカー。彼らは、一体どのようにして、競合他社の特許を巧みに回避することができたのでしょうか?

課題の状況

著名な家庭用清掃用品のブランドを展開し、業界内でも指折りの売り上げを誇る、とある消費財メーカーでは、新しい技術やソリューションを開発し続けるクリエイティブな文化と意欲が強く根付いていました。

この消費財メーカーでは、新製品を発表するために常に強いコンセプトを探求していますが、あるとき自社が打ち出した食品用除菌ローションに関するコンセプトが競合製品の特許だったということが分かり、課題に直面していました。

Goldfireを活用した課題解決アプローチと成果

同社では、競合する特許に取って代わるソリューションを開発するために、Goldfireを活用しました。

まず、8人の技術者や研究者からなるチームがGoldfireを用いて競合技術を表現する一連の機能モデルを構築しました。これにより、様々な成分とそれぞれの機能や相互作用・関係を解析することが可能となりました。そして、競合製品成分のどの要素を取り除き、どのソリューションや技術と置き換えるか、といった高度な検討を次々に行うことができました。結果として、競合する特許を回避しながら、目的としていた特性を有する製品を開発することができました。

また、同社では、こうして手に入れたコンセプトを更に磨き上げて開発すべく、企業内部のコンテンツを対象として膨大な知識ベースを構築しました。同時に、システム進化パターン・発明原理・特許情報・ディープWebを含むGoldfireが提供する豊富な情報源も活用しました。

最後にはGoldfireのソリューションマネージャーを活用することで多くのコンセプトを生成し、それらの評価や優先順位付けを行うことができました。

たった2日間で、技術研究チームは新たな食品用除菌ローション開発のための新しいコンセプトを50以上も見出し、中でも高く評価されたコンセプトの幾つかは、代替成分として、またローションおよび基質改善へ応用すべく研究されています。

Goldfireを体験できるセミナー

それぞれの工程で解決案を発見し、それを持続的な「イノベーション」につなげるためのソリューション、それがGoldfireです。

サイバネットでは、実際の操作体験を通じて、Goldfireの仕組みや機能を判りやすくご紹介する「Goldfire ご紹介/体験セミナー」を定期的に開催しております。Goldfireが、イノベーションプロセスをいかに最適な結果を生み出す形へと変身させて いくのか、「Goldfire ご紹介/体験セミナー」で是非実感してください。