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業種・テーマ別活用法 今まで全く気づいていなかった新しい技術を特定

Goldfireの導入・活用によって、新技術の特定を行った包装用品メーカー。彼らは、一体どのようにして、今まで全く気づいていなかった新しい技術を特定することができたのでしょうか?

課題の状況

ある大手の包装用品メーカーでは、食品や飲料の缶、塗料、噴霧器、プラスティックボトル、包装箱、梱包製品などを製造しています。この会社の研究開発を担当する技術部門は、新技術やプロセスの開発を行いつつ、自社製品や製造プロセスの特性やコストの改善の方法を模索していました。

Goldfireへの着目

技術部門は新しい噴霧技術を検討するにあたり、現在の噴霧技術と今後の将来像を探るために、Goldfireに着目しました。その昔、先進国でクロロフルオロカーボン(フロン)などの使用が禁止されて以来、噴霧技術には揮発性炭化水素が広範囲に用いられていました。次世代の噴霧技術を検討し、今後マーケットシェアを更に拡大するためには、実現可能な次世代の新技術を検討する必要がありました。

Goldfireを活用した課題解決アプローチと成果

同社では、Goldfireを用いて、噴霧に使われている様々な成分とその機能および相互作用を解析し、複雑な噴霧技術の詳細なデバイスモデルを作りました。そして、代わりとなる仕様を特定するために、さまざまな成分を意図的に除去するモデルを作成しました。

次に、Goldfireのチェックイン-チェックアウト機能を用いて、マスターとなるプロジェクトファイルとの同期を行いながら作業することで、個々のプロジェクトファイルにとらわれることなく、複数のエンジニアが並行してデバイスモデル全体の解析を行うことができました。

特に、いくつもの新しいアイデア発見の元となったのが、Goldfireの科学現象データベースである“科学効果”、そして“革新トレンド分析”です。他にも、世界の特許データベースからセマンティックに情報を引き出せたことがアイデアの生成に役立ちました。この特許検索の結果、元々特許を申請しようとしていた技術よりも、開発にかかるコストと時間を飛躍的に削減できる機能性を特定することができました。

その後もこの包装用品メーカーは、Goldfireを用いて今まで全く気づいていなかった新しい技術をさらに3件特定しました。将来的な開発のために、更なる新技術を研究します。

Goldfireを体験できるセミナー

それぞれの工程で解決案を発見し、それを持続的な「イノベーション」につなげるためのソリューション、それがGoldfireです。

サイバネットでは、実際の操作体験を通じて、Goldfireの仕組みや機能を判りやすくご紹介する「Goldfire ご紹介/体験セミナー」を定期的に開催しております。Goldfireが、イノベーションプロセスをいかに最適な結果を生み出す形へと変身させて いくのか、「Goldfire ご紹介/体験セミナー」で是非実感してください。