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ソリューション

電子実装の信頼性を高精度に予測する
~はんだ亀裂進展×基板反り解析ソリューション~

はんだ亀裂進展から基板の反りまでを一貫解析し、不良を未然に防止します

得られるベネフィット

 

  • 設計段階で寿命予測
  • 試作回数削減
  • 信頼性向上

目次

1.電子実装とは

電子実装とは、半導体デバイスや電子部品を基板上に配置・接続し、機能として成立させる技術分野です。スマートフォンや車載機器などあらゆる電子製品において不可欠な工程であり、近年は高密度化・小型化・高機能化が急速に進んでいます。その一方で、発熱や材料特性の違いに起因する応力や変形が顕在化し、信頼性確保が重要なテーマとなっています。そのため、設計段階から実装構造や挙動を正しく理解することが求められています。

電子実装に用いられるはんだ接合

電子機器の接合技術として、はんだは現在も不可欠な役割を担っています。電子分野ははんだ材料の約半分以上を占める最大用途であり、世界の電子組立ラインの85%以上で使用されています。また、年間数十億以上のはんだ接合が生産されており、その需要は今も拡大しています。このように、はんだは電子部品を電気的・機械的に接続する基盤技術として、現在も広く利用され続けています。

 

はんだ以外にも導電性接着剤やフリップチップ接合などの技術が存在しますが、電気的接続と機械的強度を同時に満たし、高密度実装と量産性を両立できる技術は限られています。はんだは溶融時の自己整合性により高精度な実装が可能であり、さらに熱膨張差を吸収する柔軟性を持つことから、長期信頼性にも優れています。このような特性と長年の実績に支えられ、現在も電子実装における主流の接合技術として広く採用されています。

2.電子実装における課題

電子実装の高密度化に伴い、信頼性確保が重要な課題となっています。特に、温度変化による基板反りと、熱サイクルで進行するはんだ接合部の亀裂進展は不良の主要因です。基板反りは接合不良や残留応力を招き、はんだ部では疲労により亀裂が成長し断線に至ります。これらは従来、試作や実測に依存しており設計段階での予測が難しいため、事前に把握し対策することが求められています。

なぜ従来手法では難しいのか

従来の評価手法では、電子実装における複雑な現象を十分に把握することが困難です。例えば、基板反りは温度分布や材料特性の違いが相互に影響し合って発生し、実験だけで再現するには多大な時間とコストがかかります。また、はんだ亀裂進展は微小領域での疲労やクリープ挙動が関与するため、発生から進展までを連続的に観察することが難しいという課題があります。さらに、試作ベースの評価では設計段階へのフィードバックが遅れ、不良の未然防止が困難となります。

3.はんだ接合の重要性と解析の難しさ

電子機器の接合技術として、はんだは現在も不可欠な役割を担っています。電気的接続と機械的強度を同時に満たし、高密度実装と量産性を両立できる技術として広く採用されています。そのため、はんだ接合部の信頼性評価は電子製品の品質を左右する重要な要素です。
はんだ亀裂進展解析では、材料の非線形性や温度依存性を考慮する必要があり、高精度な材料モデルが求められます。また、微小な亀裂の発生から進展までを再現するためには高度な解析技術が必要であり、解析精度の確保が課題となります。

4.サイバネットシステムのソリューション

本ソリューションは、基板反り解析からはんだ亀裂進展解析までを一貫して実施し、電子実装の信頼性を高精度に予測します。

 

ソリューションの特長

 

  1. はんだ亀裂進展解析を効率化する専用マクロ
  2. Ansysによる一貫解析
  3. 材料物性データ取得

5.関連資料のご紹介

オンデマンド動画

亀裂進展解析の高精度化を実現!はんだ物性測定を駆使した解析ソリューション事例

弊社がパートナー企業の測定会社様と連携し、マイクロ試験片を用いたはんだ材料物性の測定や、基板反り解析と実機との比較を通じて得られた事例をご紹介します。

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資料ダウンロードのご紹介

はんだ亀裂進展解析における材料特定測定ソリューション

電子部品や回路基板に発生するはんだ亀裂は機械的強度や電気的接続に影響を及ぼします。はんだ亀裂の様子を事前に予測・評価することで、製品の信頼性を高めることができます。 はんだ亀裂進展解析を実施することで、実製品を作る前にはんだ亀裂の様子を把握できます。 しかし、これまでははんだ亀裂解析を実施する上で必要な非線形物性値の測定が困難であったため解析精度に課題がありました。 実現象に近い解析結果を得るためには、より正確な物性値の入力が必要とされています。

その他の関連資料

6.サイバネットシステムによるエンジニアリングサービス

 

  • はんだ亀裂進展解析、基板反り解析を手順化してほしい
  • 材料物性値取得と解析の合わせこみを実施してほしい
  • 解析フローをテンプレート化してほしい
このようなご相談については、当社のエンジニアリングサービスをご利用ください。多くのお客様から相談を受けてきた経験豊富なメンバーがサポートいたします。

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