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Ansys+本田技研工業株式会社
「Ansys GRANTA MI」で構築する材料データベースが可能にする高効率開発
公開日2021年2月
本田技研工業株式会社では、Ansysの材料情報管理システム「Ansys Granta MI」を導入し、それまで個々の担当者が持っていた材料情報を一元管理すると共に、集約した情報と統計的手法を組み合わせるマテリアルズインフォマティクスによって、材料分野での新しい価値の創造につなげようとしていらっしゃいます。本資料にて、材料データベース構築の背景から運用、活用方法などについてお伺いした内容をまとめました。
目次
- 社内横断で利用できる材料データベースの重要性
- 「Ansys Granta MI」が材料データベース構築の課題を解決
- マテリアルズインフォマティクスにより開発期間を大幅短縮
- 会社情報
社内横断で利用できる材料データベースの重要性
材料情報の高度化や社会環境の変化により、カテゴリーを超えた情報共有や開発システムとの連携が求められるようになってきた。ところが当時は、網羅的な材料データベースが社内に存在せず、材料のデータは部門ごとあるいは個人レベルで集めたものがばらばらにある状態でした。
マテリアルズインフォマティクス
マテリアルズインフォマティクスとは、トライ&エラーによる従来型の材料開発とは異なる、材料データと機械学習を組み合わせた効率的な材料開発の手法です。一般的に材料特性は無限にある配合組成によって変化するため、求められる特性を得るためには非常に多くの試作とテストをしなければなりません。そこで材料データベースに格納した材料の組成情報、テスト結果、特性情報のデータを出力して、機械学習にかけました。こうすることで未知の組成における特性を機械的に算出することができるため、求める特性が得られる配合組成の候補を効率的に絞り込むことができました。
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