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Ansys 設計調査機能のご紹介

CAEのあるものづくり Vol.26|公開日:2017年3月
目次
- はじめに
- 設計調査を利用できる主なプロダクト
- 設計調査から得られるメリット
- 設計調査の機能概略
- 設計調査を利用した最適化解析例
- 最適化解析の活用ポイント
- さいごに
1. はじめに
Ansys18.0(以降R18.0)が国内リリースされました。本リリースより、最適化解析モジュール「設計調査」をご利用いただけるプロダクトが大幅に拡充されました。本稿では、初めて本機能をご利用いただく方のために、設計調査機能と使い方の概略をご紹介いたします。
2. 設計調査を利用できる主なプロダクト

設計調査機能をご利用いただける主なプロダクトは以下の通りです。R18.0より赤枠内のプロダクトにも搭載されました。
3. 設計調査から得られるメリット
設計調査を利用することで、様々なメリットが得られます。
3.1 メリット1:設計目標に沿った最適解を自動的に算出できる
設計調査の最適化解析機能を用いれば、設定した目標や制約条件に基づき、遺伝的アルゴリズム等の最適化手法により、最適解の候補を自動的に算出してくれます。
3.2 メリット2:設計空間の傾向がわかる
設計調査の応答曲面機能を用いれば、各パラメータの感度(影響度)やパラメータ同士の関係などの情報から、設計空間の傾向を把握できます。設計の方針決定にも役立ちます。
3.3 メリット3:作業を自動化できる
パラメータの変動範囲や目標を設定するだけで、あとはAnsysが自動的に解析を進めます。プラグイン対応CADをご利用いただければ、形状変更も自動的に行われます。
4. 設計調査の機能概略

利用できる機能は、プロジェクト画面の【ツールボックス】内の[設計調査]にまとめられています。以下、簡単に各機能をご紹介いたします…
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