分野別にAVSを使用した事例をご覧いただけます。
事例によっては、AVSで処理した「動画」または「3D動画データ(GFAファイル)」のダウンロードもできます。
「3D動画データ(GFAファイル)」については、フリービューワ 3D AVS Playerを使用し、マウス操作でモデルを動かして観察することができます。
お客様の直面されている課題に近い内容など、ご関心のあるものがございましたら、詳しくご紹介させていただきますのでお気軽にお問い合わせください。
日本気象株式会社がルーチン計算を行っている気象予測モデルWRFを用いた数値予報(水平格子間隔5km,54時間先まで)について、初期時刻2012年5月5日12UTC(世界標準時)の計算結果を3次元可視化した。
水蒸気量と3次元風ベクトルの分布
竜巻発生時刻(5月6日03UTC)付近において、関東平野に流れ込む下層の湿潤な南西風があり、
多量の水蒸気が供給されている様子がわかる。
海面からの水蒸気フラックス(ベクトル)と大気の水蒸気分布(断面図)
関東平野に流れ込む下層の大量の水蒸気は、日本の南海上で海面から大気へ供給されて南西風に乗ってやってきている。
相当温位の3次元断面図(等値面)
下層では、大量の水蒸気を含んだ高相当温位の空気が関東平野に流れ込んでいるが、上層では、トラフに伴った低相当温位の空気がちょうど関東地方上空を通過するタイミングで、下層と上層の相当温位の傾度が非常に大きくなっている。
関東平野では、非常に強い対流不安定な環境場が形成されており、強い上昇流を伴う積乱雲が発達しやすい状況にある。
データ提供 | 日本気象株式会社 応用気象グループ 櫻井様 (数値予報システム ウェブサイト) |
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使用アプリケーション | AVS/Express |
キーワード | 災害、竜巻、WRF |
可視化手法 | 等数値面、ベクトル、鳥瞰図 |
AVS/Express AR オプションは、AR(拡張現実感)を実現する AVS/Express のオプション機能です。矩形のマーカーや画像、イラストなど自分で登録したマーカー上に、AVS/Express の可視化オブジェクトを重ねて表示することができます。
この事例では、マーカーとして予め登録した地図を Web カメラで撮影し、その上に AVS/Express で等値面や流線を使って可視化した気象データ(台風)を合成表示しています。
(作成:サイバネットシステム)
使用アプリケーション | AVS/Express AR オプション *1) |
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可視化用データ提供 | 岐阜大学大学院 工学研究科 環境エネルギーシステム専攻 吉野 純 様 |
NOAAでは、全米の気象状況の解析ツールとしてAVS/Expressを使用しています。 この画像は、大気の予報モデルの解析結果を示しており、風速、風圧、湿度、温度などが3次元的に表示されています。 この画像の等値面上の風速は35 m/s、等値面の色は湿度によって色付けされており、赤色が低湿度、 青色が高湿度を示しています。
データ提供 | NOAA/Forecast System Laboratory |
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使用アプリケーション | AVS/Express |
キーワード | 予測、NOAA |
可視化手法 | 鳥瞰図、等数値面 |
気象解析コードMM5による台風9918号の3次元シミュレーションの結果。
気象庁RANALを初期値・境界値条件として,非静力学平衡・完全圧縮・非膨張系のプリミティブ方程式系により 水平格子間隔30kmで計算された。
GFAファイル(54.7MB)
高渦位(3PVU面)
1999年9月25日01時(世界標準時)における高渦位(3PVU面)を,MicroAVSを利用して 3次元可視化させた。
下層の台風が上層のトラフに接近し相互作用し,急速に温帯低気圧化(衰弱)してゆく過程を見ることができる。
相当温位の分布
1999年9月25日01時(世界標準時)における相当温位の分布。
日本列島南方の対流不安定な領域で次々に対流活動が生じ,不安定を解消している様子が見て取れる。
データ提供 | 岐阜大学大学院 工学研究科 環境エネルギーシステム専攻 助教 吉野 純 様 |
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使用アプリケーション | MicroAVS |
キーワード | 災害、台風、MM5 |
可視化手法 | 鳥瞰図、等数値面 |
MicroAVS は気象解析コードMM5の計算結果を表示することができます。
まず。気象解析コードMM5の出力結果をViz5D用のフォーマットに変換します(外部フリーツールを使用)。
更にMicroAVSに付属する変換ツールを使ってViz5D用の出力を fieldデータと地形形状(mvg)に変換して読み込みます。
(アメリカ上空の温度のラインコンター図と風向風速のベクトル図の表示)
使用アプリケーション | MicroAVS |
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キーワード | MM5 |
可視化手法 | 鳥瞰図、ベクトル、線コンター |
局地風モデルで関東地方の気流計算を行った結果をベクトル表示したもの。モデルのベンチテストに使った計算で、初期状態風速0の状態から半日計算させた物で、特定の再現対象日をねらった結果ではない。気象条件は晴天で、海風の伸長が計算されているのが見てとれる。
データ提供 | 株式会社数理計画 情報解析部 岡田 臣 様 |
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使用アプリケーション | MicroAVS |
可視化手法 | 鳥瞰図、ベクトル |
都市部の幹線道路沿道で見られる大気汚染物質の拡散現象について、CFD(数値流体モデル)を使ってシミュレーションを行った。
データ提供 | 株式会社数理計画 情報解析部 岡田 臣 様 |
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使用アプリケーション | MicroAVS |
キーワード | 大気、汚染、拡散 |
可視化手法 | ベクトル、線コンター |
1998年8月の北海道内の風の状況について、観測データを基に図化し、強風となっている場所等を視覚的にわかるように表示したものです。
各月のデータを12か月分、時系列データとしてfldファイルを作成しています。
データ提供 | (株)千代田コンサルタント 堀内様 |
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使用アプリケーション | MicroAVS |
キーワード | 観測 |
可視化手法 | 鳥瞰図、ベクトル、グリフ・マーカー |
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