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新しい疲労亀裂進展エクステンション開発のご紹介
サイバネットシステム株式会社 石田 智裕
Ansysものづくりフォーラム Ansysものづくりフォーラム2019 講演資料|公開日:2019年11月
プログラム概要
昨今では、繰り返し荷重下の製品の安全性を検討する際に、亀裂の発生だけではなく、その後の亀裂の進展とともに製品がどの程度その機能を維持できるかが重要になっています。その評価のためにサイクル数と亀裂の進展長さや方向、亀裂周囲の損傷度の関係を計算するのが疲労亀裂進展解析です。Ansysには、R19.0で追加されたSMARTのように、微少ひずみ高サイクル域をターゲットとする破壊力学ベースの亀裂進展機能が用意されています。本資料では弊社で開発中の、はんだの熱サイクル疲労亀裂進展問題のような大ひずみ低サイクル域で非線形ひずみを損傷度計算に用いる、材料力学ベースの疲労亀裂進展解析機能について紹介します。
目次
- 亀裂進展解析の概要
- 「壊れる」を判断する
- 亀裂進展解析とは
- 亀裂進展解析の種類
- 亀裂進展の表現方法
- 疲労亀裂進展エクステンションのご紹介
- エクステンションの仕様
- プロジェクト画面での設定
- 結果表示機能
- テスト解析例
- 例題の概要
- 操作手順
- 結果の検証
- まとめと今後の予定