CYBERNET

重要なお知らせ 新型コロナウイルス感染拡大にともなう電話問い合わせについて

導入事例:広告デザイン制作会社 A社 テレワーク環境に必要なIT資産管理とセキュリティ対策をクラウドで簡単に実現

PC&モバイル管理サービスの導入効果

1.インターネット環境下でもPC端末の情報取得、管理が可能に

PCのインベントリ情報は、ソフトウェアのインストールやアップデートなどにより、常に変化するため、IT資産を新たに取得した時だけでなく、定期的に取得することにより、常に最新のインベントリ情報を把握しておく必要がある。社外からインターネットに接続して業務を行うことが原則のテレワーク環境においても、クラウド型のサービスであるため、社内ネットワーク環境同様、インターネット経由で常に最新のPC端末のインベントリ情報を取得し管理することが可能になり、常に正確なIT資産の把握が可能になった。

【1.クラウド型なので、管理サーバー構築の必要がなく、インターネット経由でPC端末の管理が可能】
【1.クラウド型なので、管理サーバー構築の必要がなく、インターネット経由でPC端末の管理が可能】

2.PC端末セキュリティ対策状況の可視化と自動化

PC端末がインターネットに接続されることが前提のテレワーク環境では、セキュリティ対策が従来にも増して重要となってくる。PC&モバイル管理サービスは、毎日更新されるセキュリティ辞書により、管理対象機器のあるべき姿を自動診断してくれる。Windows のセキュリティパッチやウイルス定義ファイルの更新確認と各種レポート表示を自動化することができ、セキュリティ対策状況の可視化も実現した。

【2.ウイルス定義ファイルやセキュリティパッチの適用状況など、セキュリティレベルの自動診断が可能】
【2.ウイルス定義ファイルやセキュリティパッチの適用状況など、セキュリティレベルの自動診断が可能】

3.情報漏洩対策として、操作ログの取得や外部記憶メディア制御を実現

USBメモリーなど外部記憶メディアによるファイル持ち出しが原因による情報漏洩対策として、外部記憶メディアの使用を制御することは有効であるが、業務上、一時的に外部記憶メディアを使用せざるを得ない状況もあり得る。テレワーク時のように、PC端末が社内ネットワークに繋がっていない時であっても、PC&モバイル管理サービスは、クラウド型であるため、PC端末がインターネットに繋がっていれば、一時的に外部記憶メディアの使用を許可するといった柔軟な制御が可能で、業務の利便性を極力損なうことなく、情報漏洩リスクへの対応ができる。 また、PCの操作ログもインターネット経由で取得することができ、「機密情報の記載があるファイル名を変更してWebメールで送信した」など不審な行為を早期に発見することも可能だ。また、禁止操作を行った場合にはクライアント側にもアラートを表示することにより不正行為の抑止にも繋げることができる。

【3.外部記憶メディアの種類ごとに制御方法を設定することが可能】
【3.外部記憶メディアの種類ごとに制御方法を設定することが可能】

4.PC端末の使用状況から、従業員の業務取り組み状況を把握

テレワークを実施すると、通常のオフィスとは異なり、従業員は他人の監視の目がない環境で業務を行うため、きちんと業務に取り組んでいるのかが把握できないという懸念点が管理職層から挙げられていた。そのような懸念点もPC操作ログを取得できているため、必要に応じてPC操作ログを調べることにより、従業員がどのようにPCを利用しているのか把握することができるようになった。

5.管理サーバー設置などの大規模投資は不要

当初検討していたオンプレミス型のIT資産管理ツールでは、管理サーバーの構築が必要なうえ、インターネット上にあるテレワークPCも管理するために、DMZ上に管理用中継サーバーの構築も必要となり、初期コストだけでも大きな投資になってしまう。加えて、導入後のサーバーの運用コストを考慮すると、かなりの大規模投資となり、予算上も厳しい状況であった。 だが、今回採用したPC&モバイル管理サービスは、クラウド型であるため、管理サーバー構築の必要がないため、まとまった初期費用を投資する必要がない。サーバーの運用コストも発生せず、クライアントPCの台数に応じた月額費用を支払う課金体系であるため、初期コスト、運用コストをトータルで試算して、コストを抑えた導入ができた。

また、当初の導入要件を満たしただけでなく、次のようなテレワーク環境ならではの導入効果も見えてきた。

6. 業務外/私的利用の防止

URLフィルタリング機能を利用することにより、業務に関係のないサイトやフィッシングなどリスクのあるサイトへのアクセスを防止したり、SNSサイトへの書き込みなど禁止行為を行った際にアラートを出したり、自動的にスクリーンショットを取得したりすることも可能である。業務に関係の無いPC端末の利用を抑止することにより、結果、業務効率を向上させることにも繋げることができた。

7. テレワーク時のヘルプデスク対応

テレワーク時にPC端末のトラブルやサポートが必要な状況が発生した際、インターネット経由で対象端末をリモート操作するインターネットリモコンという機能を活用している。社外いる従業員にもヘルプデスク対応を迅速に行うことができる点は、従業員の方にとっても安心で好評である。

【インターネット経由でPCの遠隔操作ができるので、テレワーク中のユーザーへのヘルプデスク業務に使用が可能】
【インターネット経由でPCの遠隔操作ができるので、テレワーク中のユーザーへのヘルプデスク業務に使用が可能】

今後の展望

PC&モバイル管理サービスは、オプションサービスが非常に充実しており、今回導入した「PCログ管理」「外部記憶メディア制御」「URLフィルタリング」「インターネットリモコン」以外にも便利なオプションを必要に応じて利用が可能である。オプションサービスの中でもPC端末の「ディスク暗号化」オプションの導入を検討している。テレワークPCのディスク暗号化は、盗難・紛失対策として非常に有効なうえ、PC&モバイル管理サービスの管理コンソールと連携し、クライアントPCの暗号化状態の一括管理ができる点が魅力で、早期に導入を進めていく予定である。 「PC&モバイル管理サービスの様々なオプションサービスも活用することにより、業務の効率化を進め、新たな業務にチャレンジする時間を増やしていきたいです」と今後の意気込みを語って、インタビューを締めくくった。

この課題に使用したソリューションはこちら
サイバネットクラウド