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株式会社桐原書店さま 情報漏えい対策とIT資産管理をまとめて導入し、円滑な入れ替え作業が完了


株式会社桐原書店 管理局 システム部 柳橋氏、鈴木氏 (写真右から)

桐原書店の事業概要


教育系出版のリーディングカンパニーである桐原書店は、1966年に創業。英語・国語の文部科学省検定教科書など高校生向け教材の分野で伝統と実績を有しており、中でも英語の副教材市場では、主要タイトルのフォレスト、ネクステージ、データベースシリーズ、即戦ゼミシリーズなどが長年にわたり好評を博している。最近では、書籍など従来のスタイルの教材のみならず、iPhone/iPad用アプリケーションや電子辞書など、最新のテクノロジーを駆使したデジタル教材に力を入れている。

ピアソングループからの独立時にIT資産管理と情報漏えい対策の入れ替えを検討

桐原書店は、2000年に英国ピアソングループへ参加、2010年に同グループの教育部門の日本支社である株式会社ピアソン・エデュケーションを吸収合併し、株式会社ピアソン桐原として英語テストをはじめとする教育サービスの分野に進出するなど、経営の多角化を図っていた。しかし、より一層高校教育現場に近い場所で教材を開発し、迅速できめ細やかなサービスを提供したいとの思いから、2013年8月にピアソングループから独立し、社名を再び桐原書店としている。

「独立前はピアソングループから提供されるITリソースを使っていましたが、独立が決まったことで必要なITリソースを自分たちで一から整備する必要があったのです。」と語るのは、管理局 システム部の柳橋氏だ。ピアソングループからのActive Directoryドメイン移行はもちろん、ハードディスク暗号化やウイルス対策ソフトウェアなどの入れ替え、グループウェアの移行など早急に検討しなければならなかった。その上、2014年4月にサポート終了を迎えたWindows XP端末の入れ替え作業も控えていたという。

「とにかく時間がありませんでした。そこで、Office系ソフトウェアやグループウェア、セキュリティ対策など今すぐ必要になるITリソースを洗い出し、各ベンダーに見積をとって比較検討する作業を繰り返していました。」と柳橋氏は当時を振り返る。その際、新たに管理サーバーを構築するには作業負荷が膨大になることを懸念し、クラウドサービスも同時に検討したという。そんな中、同社は情報漏えい対策とIT資産管理ツールの一次代理店であるサイバネットに出会った。

「ウイルス対策ソフト、ハードディスク暗号化ソフトにIT資産管理ツールと、まさに今欲していた製品がサイバネットにはすべて揃っていました。当社が求めていた機能をサイバネットが提供する製品・サービスは満たしていたことに加え、クラウドサービスやスタンドアロンで展開できる製品だったので管理サーバーを構築する必要がなく、導入や管理の作業負荷を軽減できることも決め手となりました。また、サイバネットからWindows XPから7への移行方法を含む展開・運用方法を提案されたことやサポート内容が充実していたことも導入を決めた一つの要因です。」と管理局 システム部 鈴木氏はサイバネットから導入した経緯を語る。

▼導入したサイバネットのエンドポイント・セキュリティ対策製品・サービス

分類 製品/サービス名 利用方法
IT資産管理 PC&モバイル管理サービス クラウド
ウイルス対策 総合セキュリティ対策サービス Powered by Symantec クラウド
ハードディスク暗号化 Check Point Full Disk Encryption (旧 Pointsec PC) スタンドアロン