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顧客事例 医療系企業

輸血前検査(輸血前に血液内の特定の性質を検出する検査)を専門とするある企業では、病院の輸血センター・献血センター・臨床検査室などで使用されている輸血前検査用の製品の製造・開発・販売し、安全な輸血のために重要な役割を担っています。

1982年、同社はそれまで手動だった血液バンクの作業を自動化することに成功し、当時、この業界に大きな変革をもたらしました。今日においては、この市場のリーダーであり屈指の企業の一つとして知られています。

課題 - Challenges -

何百万もの人命が輸血によって救われています。安全な血液で正確な交差適合検査を行うことで、深刻かつ致命的となりうる輸血反応から患者を守ります。この検査では、患者とドナーの血液型のマッチングを行うことが非常に重要なため、高い技術と知識を持った技師が必要です。そのため、これらの検査は主に手作業で行われていました。

しかし正確さが重要であると同時に、熟練技師への依存が発生し、技師の高齢化が、問題となっていました。さらに、医科大学の卒業生の数が定年退職者を賄いきれるほど十分ではないことも、資格を持つ技師不足の要因の一つとされています。これらの現象が、同社の検査機器への需要を増加させ、検査精度の向上と検査手順の時間短縮が必須となっていきました。

同社は、血液バンクの自動化ソリューションや安全で信頼性の高い技術を持つ次世代製品に大きな期待を寄せられています。

解決策 - Solution -

血液バンクでの検査技術を開発し、信頼性の高い製品を提供するため、同社はGoldfireを採用しました。研究開発の効率化や設計プロセスのサポートを進め、素早く根本原因問題を理解することができる、と考えたのです。

Goldfireは、製品や開発のコンセプトを特定し、技術革新ソリューションの生成を助けるべく最適化されているため、研究開発部門で無理なく活用することができました。研究開発部門の統括責任者は、「Goldfireを使うと、新製品のソリューションを具現化するために役立つ機能を提供してくれます。問題解決をスピードアップするためには、根本原因分析(RCA)を使っています。このRCAが我々の設計管理プロセスを非常によくサポートしてくれるのです」と述べています。

ソフトウェアの選定者もGoldfireのパワーを実感し、もっと広い範囲で利用することができると確信しました。「我々の着眼点は、研究開発において、信頼性の高い技術を提供できることです。Goldfireは、蓄積されたファイルやメール、データベースの情報に対し外部データと同じようにセマンティックにアクセスできる。これは我々の環境下ではうまく機能するでしょう」と、情報サービス部門責任者は述べています。

結果 - Result -

同社の研究開発チームは、Goldfireをのトレーニングを受け、その多彩な機能を試し、強力かつこれまでとは全く異なる方法で、製品の改良と開発について精力的に活動しています。

Goldfireで主要製品の機能とプロセスモデルを作成し、これらのモデルを通して企業の内外から関連するコンセプトへ正確にアクセスできるようになりました。同社の優秀な技術者達は、トラブルシューティング機能の向上のために根本原因分析ツールを、反応を予測するために発明原理を活用しています。現在同社は、最先端の血液バンク技術で世界各国の研究施設を支援するためにミッションを続けています。

さらに、Goldfireを使うことで研究開発業務の関係書類への迅速なアクセスが可能になり、彼らの貴重な利益となって、非常に規制の多いこの業界での新しいアイデアが積極的に検討されています。

輸血で命を救う仕事を継続していくために、血液バンクの研究所では、これまで以上に自動化ソリューションや製品が必要とされています。イムコア社は、これまでもこれからも人々の期待に応えるべく、絶え間ない技術革新を継続していきます。

Goldfireを体験できるセミナー

それぞれの工程で解決案を発見し、それを持続的な「イノベーション」につなげるためのソリューション、それがGoldfireです。

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