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【Web配信】表面反応解析で実現するCVDリアクタ設計課題の解決アプローチ

デバイス微細化の進展に対応するCVDリアクター設計の新しいアプローチ方法とは?

半導体製造の前工程で用いられるCVD装置のリアクタ開発では、成膜速度や膜質の均一性を確保しつつ、開発期間短縮やコスト削減が求められます。
特にデバイス微細化の進展に伴い、従来の手法では対応が難しくなるケースも増えています。
これを解決する手段として、シミュレーションによる表面反応解析が注目されています。
この技術を活用すれば、試作や実験を行わずに設計アイデアの検証が可能となり、所要の性能を実現するための構造や寸法を導き出せます。

本セミナーでは、枚葉式CVDリアクターのシャワーヘッド構造変更によるウェハ面内のシリコン酸化膜堆積速度分布の変化を、反応解析を用いて検証するアプローチを紹介します。
また、試作実験との比較を通じてコスト面での有効性も議論します。

さらに、解析する際に必要な物性データや反応データをセットするに際に求められる知識や課題にも触れ、シミュレーションツール「Ansys Fluent」を用いた検証事例を解説します。

「監修者経歴」 湘南技術センター株式会社 三浦 豊氏

湘南技術センター株式会社は1974年に創業し、機械、電気、システム機器を中心に設計請負や技術者派遣、構造と流体解析受託、太陽光発電設備施工運用事業を展開しています。三浦豊氏は1990年にFluentを導入以来、一貫して半導体製造装置、特にCVD、エッチング装置の流れ、移動現象、表面反応の解析に従事されています。
博士(工学)、Autodesk認定トレーニングセンター、ISO27001認証取得。

セミナーで利用される製品

種類
Ansysウェビナー
受講料
無料
対象者
どなたでもご参加いただけます

日程・お申し込み

参加ご希望の日程をクリックしてください。申し込みフォームが表示されます。

※終了時刻は多少前後する場合がございます。

開催概要

開催会場

本イベントはZoomを用いたWebセミナー形式での開催となります。

定員数

150名

対象

・CVDを始めとする成膜装置やエッチング装置の開発に携わる方
・シミュレーション技術を活用して,装置構造やプロセスの最適化,開発期間やコスト削減を図りたい方

製品

Ansys Fluent

解析分野

熱流体解析

参加費

無料 (事前登録制)

主催

サイバネットシステム株式会社

共催

湘南技術センター株式会社

※お申し込みが最少開催人数に満たない場合は、中止になる可能性がございます。

アジェンダ

1. CVDリアクタ設計課題

半導体デバイスの微細化に伴って、要求が厳しくなる成膜性能を実現するCVDリアクタ設計上の課題を振り返ります。

2. 課題解決に役立つ表面反応解析

課題を解決に導く手段の一つがFluentを使用したシミュレーションによる表面反応解析です。シミュレーションが現象理解と予測のための技術であることを示し、設計アイディアを検証して課題を解決するアプローチについて解説します。

3. 堆積速度のパターン転写解決事例紹介

シランを原料とするシリコン酸化膜成膜プロセスを例として、流れと表面反応解析により、堆積速度分布のシャワープレートパターン転写を解決した事例を紹介します。

4. Fluent操作上のポイント

表面反応計算で設定するMaterial(物性)とReaction(反応)入力データの準備,その他操作上のポイントについて解説します。

必要なシステム要件

※プログラム/名称などは予告なく変更する場合がございます。

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