CAEを学ぶ
u-P混合定式化(ゆーぴーこんごうていしきか)
英訳:mixed u-P formulation
u-P混合定式化とは、独立自由度として変位以外に静水圧自由度を用いる手法です。u/P定式化とも呼ばれます。
構造解析で一般的に用いられる変位法では、物体の持つ物理量はすべて変位で表すことができると仮定しています。しかし、非圧縮性材料に静水圧を与えた場合は、変位を生じることなく内部の応力のみ増加するため上記の仮定が成り立たず、変位法で解析できません。
u-P混合定式化は、このような問題を克服することを意図しています。
Ansysにおける取扱い
- Ansysはu-P混合定式化に対応しています。
CAE用語辞典の転載・複製・引用・リンクなどについては、「著作権についてのお願い」をご確認ください。
関連キーワード
関連情報
関連する解析事例
MORE関連する資料ダウンロード
MORE-
冷間鍛造解析による事前可視化
~Ansys LS-DYNAによるソリューション~
-
切削熱を伴う切削加工解析
~Ansys LS-DYNAによるヘルスケア分野ソリューション~
-
動脈硬化による血管内部の状態可視化
~Ansys LS-DYNAによるヘルスケア分野ソリューション~
-
SDGsとカーボンニュートラル実現へ向けた CFDによる水素バーナの燃焼解析
CFDによる水素バーナの燃焼解析
-
シリコンウェハ汚染予測ソリューション
-
~解析精度向上につながる~ 適切な材料特性の選定・取得ソリューション
-
【全記事】CAEのあるものづくり vol.41
ユーザー様インタビュー記事4件のほか、解析事例・製品紹介などの記事を1冊に集約した保存版
-
CMP(化学機械研磨)マクロスラリー 挙動解析ソリューション
回転パッド上のマクロスラリー挙動の解析ソリューション