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u-P混合定式化(ゆーぴーこんごうていしきか)
英訳:mixed u-P formulation
u-P混合定式化とは、独立自由度として変位以外に静水圧自由度を用いる手法です。u/P定式化とも呼ばれます。
構造解析で一般的に用いられる変位法では、物体の持つ物理量はすべて変位で表すことができると仮定しています。しかし、非圧縮性材料に静水圧を与えた場合は、変位を生じることなく内部の応力のみ増加するため上記の仮定が成り立たず、変位法で解析できません。
u-P混合定式化は、このような問題を克服することを意図しています。
Ansysにおける取扱い
- Ansysはu-P混合定式化に対応しています。
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