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テンソル量(てんそるりょう)
英訳:tensor quantity
テンソル量とは、基底を選ぶことによって方向と大きさを持つ量として表現できるもののことです。
通常は、テンソル自身を解析結果として直接表示することはせず、どの方向(基底)の結果を得たいかを指示して、結果を表示します。
テンソル量の例
- 応力
- ひずみ
下記は直交座標系における応力テンソルです。
実際に応力結果を表示するときは方向を指示します。
例えば、直交座標系X方向に垂直な面に働く応力を得るときは、この中のσ xx が結果として表示されます。

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