CAEを学ぶ
テンソル量(てんそるりょう)
英訳:tensor quantity
テンソル量とは、基底を選ぶことによって方向と大きさを持つ量として表現できるもののことです。
通常は、テンソル自身を解析結果として直接表示することはせず、どの方向(基底)の結果を得たいかを指示して、結果を表示します。
テンソル量の例
- 応力
- ひずみ
下記は直交座標系における応力テンソルです。
実際に応力結果を表示するときは方向を指示します。
例えば、直交座標系X方向に垂直な面に働く応力を得るときは、この中のσ xx が結果として表示されます。

CAE用語辞典の転載・複製・引用・リンクなどについては、「著作権についてのお願い」をご確認ください。
関連キーワード
関連情報
関連する解析事例
MORE関連する資料ダウンロード
MORE-
共振回避だけで終わらせない実レベルの振動解析
~Ansys Mechanicalで実現する高度な製品開発~
-
吸入器内の粒子挙動を可視化する
~薬剤送達効率向上に向けた解析~
-
医薬品バイアルの温度挙動解析
~保管環境の影響把握と品質維持に向けた可視化アプローチ~
-
そのFDTD計算、もっと速くできる!Lumerical+GPUでフォトニクス解析に革命を
-
Ansys TwinAIを用いたFusionモデリングのご紹介
-
構想設計で解析を実行しフロントローディング
~Ansys Discovery Premiumへのアップグレードご提案~
-
振動トラブルを未然に防いで解析を実施するために
~Ansys Mechanical Premiumへのアップグレードご提案~
-
製品の信頼性・寿命向上を実現するために
~Ansys Mechanical Enterpriseへのアップグレードご提案~