CAEを学ぶ
強連成(きょうれんせい)
英訳:strong coupling
強連成とは、ダイレクト法のマトリクス連成を用いた解析手法です。
複数の場の自由度を持つ連成場要素という特別な要素を用い、さらに非対角項を持つ方程式を用いて1つのマトリクスで複数場を解析実行します。
マトリクス連成の一般的な方程式は以下の形で表されます。
連成効果は、非対角サブマトリクス [K 12 ] および [K 21 ] の存在により考慮されます。
Ansysにおける取扱い
- Ansysは弱連成、強連成ともに対応しています。
- 構造、熱流体、電磁場、圧電 音響など、多くの場の連成解析に対応しています。
CAE用語辞典の転載・複製・引用・リンクなどについては、「著作権についてのお願い」をご確認ください。
関連キーワード
関連情報
関連する解析講座・辞典
MORE-
弾塑性材料モデルの基礎(第1回)
佐賀大学 大学院工学系研究科 機械システム工学専攻 只野 裕一 様
-
弾塑性材料モデルの基礎(第2回)
佐賀大学 大学院工学系研究科 機械システム工学専攻 只野 裕一 様
-
弾塑性材料モデルの基礎(第3回)
佐賀大学 大学院工学系研究科 機械システム工学専攻 只野 裕一 様
-
弾塑性材料モデルの基礎(第4回)
佐賀大学 大学院工学系研究科 機械システム工学専攻 只野 裕一 様
-
ミーゼス応力をどう説明するか?
-
はじめての振動解析(1)振動の基礎とモーダル解析
-
はじめての振動解析(2) 周波数応答解析・モード重ね合わせ法の基礎
-
はじめての振動解析(3)減衰の基礎
-
モデル低次元化の基礎
-
社会人を対象としたMBD教育
広島大学/一般社団法人デジケーション 脇谷 伸 様