CAEを学ぶ
交流磁場(こうりゅうじば)
英訳:Alternating magnetic field
交流磁場とは周期的に変化する磁場のことで、交流磁界とも呼び、時間によって大きさ・向きが変わる交流電流(AC)によって生じます。
交流磁場解析では変圧器や非接触給電など2D/3Dモデルに対してインダクタンスや抵抗、磁束密度分布などが計算できます。
交流には単相交流と三相交流があります。工場設備など大きな電力が必要な場合には三相交流が用いられます。比較的小さな電力で済む家電では単相交流が使われます。発電機には、3つの単相を組み合わせた三相交流が用いられます。三相交流は単相交流よりも大きな電力を送ることができます。三相交流で動くモーターを「三相モーター」と呼ぶこともあります。
低周波向け電磁界解析ソフトウェア「 Ansys Maxwell 」は、交流磁場を計算するソルバーを備えています。
CAE用語辞典の転載・複製・引用・リンクなどについては、「著作権についてのお願い」をご確認ください。