CAEを学ぶ
電流密度(でんりゅうみつど)
英訳:current density
電流密度とは、単位時間・単位面積あたりの電荷流量です。
電流が流れているある点において、電荷の動きに垂直な面内に単位面積ΔSをとり、単位時間にここを通り抜ける電荷、すなわち電流をΔIとします。この時、単位面積あたりの電流Jは次式で定義されます。

このJの大きさをもち、電流Iの向きを持ったベクトルJを電流密度と呼びます。
一般的に使用される単位
- SI単位系ではA/m 2 (アンペア毎平方メートル)
Ansysにおける取扱い
- Ansysでは電流密度はJSと略して表記されることがあります。
- ベクトルの大きさはJSSUM、X方向はJSX、Y方向はJSY、Z方向はJSZとなります。
CAE用語辞典の転載・複製・引用・リンクなどについては、「著作権についてのお願い」をご確認ください。
関連キーワード
関連情報
関連する解析事例
MORE関連する資料ダウンロード
MORE-
剥離・接合強度評価ソリューション ~Ansys Workbench Mechanicalで実施できる剥離解析~
-
レーザー集光の高温レンズ歪みを克服するAnsys連携ソリューション
-
周波数応答解析×自動抽出で干渉チェックを高速化
-
直観的な操作で無線/デジタルフィルタの設計・最適化を支援する〜Ansys Nuhertz FilterSolutions〜
-
流体機器設計の新たな一歩
~Ansys Discoveryで加速する設計改革~
-
筐体の冷却性能を構想設計から見える化 (手戻りを削減できる)
~Ansys Discoveryで始める電気筐体製品の設計改革~
-
若手でもすぐに使えるリアルタイム解析 (勘と経験からの脱却)
~Ansys Discoveryによる30名規模メーカーの設計改革~
-
構想設計ですぐにリアルタイム検証 ~解析専任者ゼロでも使いこなせるAnsys Discovery~
~解析専任者ゼロでも使いこなせるAnsys Discovery~