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弱連成(じゃくれんせい)

英訳:weak coupling

弱連成とは、複数の場を別々に計算する連成解析(シーケンシャル法)、もしくはダイレクト法の荷重ベクトル連成(非対角項を持たない方程式による連成解析)のことです。

荷重ベクトル連成の一般的な方程式は以下の形で表されます。

連成効果は、[K 22 ] および {F 2 } の {X 1 } への依存のほかに、[K 11 ] および {F 1 } の {X 2 } への依存により考慮されます。

荷重ベクトル連成解析例(ペルチェクーラー)
※注意:ゼーベック効果を考慮する場合は強連成になります。

Ansysにおける取扱い

  • Ansysは弱連成、強連成ともに対応しています。
  • 構造、熱流体、電磁場、圧電 音響など、多くの場の連成解析に対応しています。

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