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本田技研工業株式会社様 「Ansys Discovery Live」のリアルタイム解析がもたらす 業務負荷の軽減と仕様検討の迅速化
公開日:2022年12月
本田技研工業株式会社 四輪事業本部では、いままで以上に短期間で効率よく開発を行うため、Ansysのシミュレーション駆動型設計ツール「Ansys Discovery Live」を導入して、フロントローディングにおける設計図面の決定タイミングを早めることに成功した。フロントバンパーやドアミラーの開発を担当した、四輪事業本部 ものづくりセンター 完成車開発統括部 車両開発二部の下田 雄太郎氏と菅原 昂也氏に「Ansys Discovery Live」活用とその成果について聞いた。
目次
- いかに開発の早い段階で明確に性能検討し設計に反映できるか
- 「Ansys Discovery Live*」による性能検討で設計案を絞り込む
- グリルの風切り音とドアミラー振動で相関関係を検証
- 高速解析という特長を生かして適用範囲を拡大
* 「Ansys Discovery Live」: 2022年以降は 「 Ansys Discovery Simulation 」へ変更
「新しい機種のデザイン案が出てきたときに関連部門と会議を行うのですが、我々はそこで決められた期日までに性能検討をしなければなりません。当然CAE解析や3Dプリンターで出力した部品を使った実験などにより性能検討するのですが、複数の設計案に対してそれらを実施するにはどうしてもある程度時間がかかってしまいます。特に実機がまだないフェーズでは、可能な限り3Dプリンターを使って実機に近い性能検討をする必要があり、それが我々の業務の大きな負荷になっていました」