解析事例
同期式リニアモーターのモーション解析
こんな方におすすめ
- 同期式リニアモーターなど可動部があるモデルの磁場解析を行いたい
- 磁場-構造連成解析に費やす時間を短縮・簡略化し、設計の効率化を図りたい
リニアモーターはアクチュエータやサスペンションなど産業用機械分野で広く使用されてきました。
近年、メカトロニクスの発展とともにリニアモーターは更なる高速化、高性能化、小型化の傾向にありシミュレーションの重要性が強く認識されるようになりました。可動磁石の動きを加味したモーターのモーション解析を行うことで、推力やコイルの入力電流の時間変化を詳細に評価できます。
同期式リニアモーターの解析事例です。各コイルに位置に同期した電流を印加し、さらに電流漏れを防ぐため絶縁設定を施しています。また、可動部には速度に応じての減衰率と外部負荷(抵抗力)を定義しています。各時刻における場の分布だけでなく、時間と速度や電流、推力の関係を視覚的に確認できます。
解析モデル
解析結果
時刻 t = 0.04 における磁束密度分布 (コンター図) | 時刻 t=0.04 におけるYZ平面の磁界分布 (ベクトル図) |
時刻とコイルに発生した電流の関係 | 時刻とY方向へ働く力の関係 |
リニアモータの磁束密度分布 ※画像をクリックしますと アニメーションが見えます | リニアモータの速度履歴 |
対応プロダクト
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