SKYSEA Client View Ver.20では、スマートフォンやタブレット端末をよりセキュアかつ効率的に運用いただけるよう、モバイル機器管理(MDM)による紛失対策やアップデート管理、キッティングなどを強化。そのほか、細やかな状況把握を支援する新たなログの取得やアラート機能のセキュリティ強化など、各種機能の改善を図りました。
Webブラウザ※2から利用できる管理画面(モバイルデバイス応急対策ツール)をご用意。
管理者が休日などで手元に管理機がない状況でも、端末紛失の報告を受けた際に、スマートフォンなどから端末ロックなどの対策が速やかに行えます。
iPhone / iPadのアップデートが管理機から実行可能に。
アップデートによる動作トラブルを防ぐため、普段は既存機能で端末のアップデートを制限しておき※3、動作検証が完了した際は脆弱性リスクの排除に向けて、管理機から速やかにアップデートを実行できます。
管理機上でアプリの設定を行い、各端末のアプリに一括適用することが可能に。組織全体または部署ごとにアプリを新規導入する際、初期設定をまとめて適用することで、各端末上で設定する必要がなくなり、キッティング作業を効率化できます※4。
管理機上退職者が使用していた端末を別の従業員に割り当てる際などに、管理機から端末のデータを消去して初期化(ワイプ)しても、それまで使用していたWi-Fi設定などの初期設定を端末に自動で適用可能に※5。SKYSEA Client Viewへの登録も自動で行われるため※6、割り当てた端末の運用管理を素早く開始できます。
管理者が利用を許可するアプリをあらかじめ登録し、端末側が任意のタイミングでインストールを実行できる「アプリカタログ」について、アプリをカテゴリに分けて整理できるように改善。多数のアプリを登録していても、部署名やサービス内容などから特定のアプリを見つけやすくなり、端末使用者によるアプリの導入作業をよりスムーズにします。
情報漏洩リスクを伴う、Webアップロードを制限できるアラート機能を強化。業務で必要なシステム上でのアップロードは許可しつつ、特定の重要データ※1については禁止するなど、細かく設定できるようになりました。セキュリティと利便性を両立させるかたちで、各組織の運用ポリシーに柔軟に対応できます。
※1 「社外秘」など指定したキーワードをファイル名に含むデータを設定できます。
・ブラウザ拡張機能によるWebアップロードも制限
Google Chromeのブラウザ拡張機能などを利用した、オンラインストレージへのWebアップロードも制限可能に。Webブラウザでの無許可のデータアップロードをより厳密に制限できます。
PCの「画面ロック」状態を新たにログとして取得。
PCが一定時間操作されていないケースがあっても、Web会議に参加していたことなどを識別でき、勤務状況をより正確に把握できるよう支援します。
PCの操作ログを基に従業員の作業状況を見える化する「PC活用状況分析」機能が、M1 Cloud Editionにも対応。
PCの操作率や操作時間などをダッシュボードで視覚的に確認でき、従業員の業務状況の把握をサポートします。
組織内のPCで利用されているOSやソフトウェアについて、最新バージョンへのアップデート状況をグラフで表示。
更新漏れによるセキュリティリスクなどを視覚化し、対処が必要な端末の素早い特定につなげられます。
USBデバイスをPCに接続するだけで、管理台帳に登録できます。
デバイスは登録時に自動で読み取り専用に設定することもでき、効率的な管理が可能です。