スマートフォンやタブレット端末※1を安全に運用・管理するため、一般的なモバイルデバイスマネジメント(MDM)の一部である資産管理機能をご用意しています。BYOD※2の今後の普及を見越し、またプライバシーへの配慮から、ログ管理機能は搭載していません。
MDM Services(A)およびSKYSEA Client View for MDM(iPhone / iPad対応)において、
iOS / iPadOSデバイスに対するすべての機能を利用いただくには、各デバイスを監視対象モードに設定する必要があります。監視対象モードには「Apple Business Manager」に登録して設定する方法と、Apple社製のMac端末に各デバイスをUSB接続して「Apple Configurator」より設定する方法があります。
・監視対象モード設定時には、各デバイスが初期化されます。
・Apple ConfiguratorはWindows端末では利用できません。
※1 対応する機種情報はモバイル機器対応機種情報をご覧ください。
※2 BYOD(Bring Your Own Device):個人保有のモバイル端末を職場に持ち込み、業務で使用すること。
※3 あらかじめ管理機上で設定しておくことで、新規に導入する端末は電源を入れるだけで自動でキッティングを完了させることも可能です。
組織での使用ルールを考慮し、日々の業務で必要がない、情報漏洩のリスクがある機能などを、あらかじめ使用禁止に設定できます。
・カメラ
・テザリング ・メディア(MicroSDカード等)の利用 ・マルチプレーヤーゲーム
・Bluetooth
・オンラインストレージ
・スクリーンショット
・ショートメッセージ ・アプリケーション内課金 |
業務に必要のないアプリケーションのインストールを制限したり、マルウェア対策など全社的に導入必須とするアプリケーションのアンインストールを制限できます。
※1 Windows端末に対して行えるセキュリティ管理でも、スマートフォン / タブレット端末では行えないものがあります。
モバイル端末に対して、リモートで画面をロックしたりデータを削除したりすることができます。これにより、紛失や盗難に遭った際、第三者による不正利用や機密データの流出を防ぎます。
端末の位置情報を地図上で確認することができます。紛失した際の捜索の手がかりとして役立ちます。
モバイル端末に設定したパスコードの消去も可能。パスコードを忘れてしまった場合などで、ロックを解除したいときにお役立ていただけます。
iPhone / iPadの搭載機能の使用制限、特定アプリケーションのインストール禁止など、組織での使用ルールを考慮した設定が行えます。
機能概要 | 対象OS | ||
---|---|---|---|
iOS | Android | ||
ハードウェア一覧 | モバイル端末の資産情報を収集し、資産情報の確認や変更、検索などができます。 | ○ | ○ |
資産変更状況 | モバイル端末の資産情報の変更状況を確認できます。 | ○ | ○ |
アプリケーション一覧 | モバイル端末のアプリケーションのインストール状況を確認できます。 | ○ | ○ |
機能制限 | モバイル端末の機能・操作を制限、禁止できます。 | ○ | ○ |
アプリケーション制限 | モバイル端末のアプリのインストールを制限、禁止できます。 | ○ | ○ |
メディアコンテンツ制限 | メディアコンテンツを制限・禁止できます。 | ○ | - |
パスコード設定 | 設定可能なパスコードの文字数、有効期限、入力を失敗できる回数などを指定できます。 | ○ | ○ |
Webクリップ※3 | モバイル端末のWebクリップのラベル / URL / アイコンの設定が行えます。 | ○ | - |
Wi-Fi設定 | 管理機上で、モバイル端末でのアクセスポイントへの接続に関する詳細な設定が行えます。 | ○ | ○ |
証明書設定 | 無線LAN接続時など、認証に必要となる証明書を設定できます。 | ○ | - |
リモート制御 | 管理機からの遠隔操作で、モバイル端末を端末ロック / 端末内データ消去 / パスコード消去できます。 | ○ | ○ |
検知・アラート設定 | 特定のアプリケーションをインストールした場合や、資産情報がアップロードされない場合のアラート設定が行えます。※4 | ○ | △※4 |
アプリケーションインストール | 管理者が指定したアプリを一斉配布 / 利用者が任意のタイミングでインストールできます。 | ○ | ○ |
※1 本機能を導入、運用管理いただくには、iOS端末の場合はApple社よりAPNS(Apple Push Notification Service)証明書を取得していただく必要があります。また、年に一度、証明書の更新が必要となります。Android端末の場合はAndroid Enterpriseへ登録していただく必要があります。
※2 「MDM Services(A) / (G)」オプションのサービスを利用せず、オンプレミス運用を行うSKYSEA Client View for MDMのご利用の場合は、資産情報を収集するサーバー(モバイル情報収集サーバー)をインターネットに公開する必要があります。サーバーの構築にあたっては、SSLサーバー証明書が必要です。
※3 ホーム画面にWebサイトへのショートカット(ブックマーク)を設定すること。
※4 Android端末、M1 Cloud Editionでは許可 / 不許可アプリケーションアラートをご利用いただけません。
資産管理 ソフトウェア資産管理 デバイス管理 ログ管理 サーバー監査 パブリッククラウド管理 |
セキュリティ管理 レポート メンテナンス モバイル機器管理 ランサムウェア対策 / ITセキュリティ対策強化 Windows 10更新管理 |
Mac端末運用管理 シンクライアント対応 動作環境 テレワーク運用 |