ソリューション
PCBパターン設計時の疑問を解消
電磁界シミュレータ実践活用事例
コラムの目的
EMC品質を高めるために、推奨されるPCBパターンの設計ルールがあることは皆さんもご存じだと思います。
弊社でも、それらのルールをベースにPCBパターンを自動でチェックできるEMIルールチェッカー「DEMITASNX」を取り扱っています。
ただ、ルールは知っていても実際にレイアウトをするときに「この場合はどうすればいいの?」と迷ってしまうことがありませんか?
私自身もメーカー勤務時代、同じように悩んだ経験があります。
その際、思い切ってルールの記載してある書籍やWebの問い合わせ先に質問してみたのですが、返ってくる答えはたいてい「それはシミュレーションしてみないとわからない」というものでした。
当時は解析ソフトを使える環境がなかったため、やむなくカット&トライで試すしかありませんでしたが、今は幸いにも、サイバネットで解析に携わる立場にあります。
そこで、当時の「これって実際どうなの?」という疑問をシミュレーションで確かめ、その結果を皆さんと共有していきたいと思います。
このコラムが、皆さんが設計で迷ったときのちょっとしたヒントになれば幸いです。
このコラムは、私が書いています!

担当 スズキ
産業機器メーカーでモータ駆動基板、電源基板、センシング基板などのEMC品質を考慮した回路設計やPCBパターンレイアウト設計を実施。サイバネットに入社してからは主にEMCの解析やコンサルティングを担当。学生時代は全く別分野の研究をしていたため、電気系の現場で非常に苦労した経験あり。
保有資格
iNARTE EMC Design Engineer
コラム一覧
第1回 電源プレーンはGNDプレーンより小さくすべき?
今回は、そのような場合に電源プレーンのサイズをどのように設計すればよいか、3D電磁界シミュレータ「Ansys HFSS」を使って考えていきたいと思います。
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